達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/10/11 上流カエルパターンは水深とルアーカラーがキー

結局、先週も暑かったですね。

10月中旬を目前にしてこの暑さは、季節感がおかしくなりそうです。

今週半ばからは気温も下がるようなので、そろそろこの暑さからも解放されるかなと期待しています。

さて、先週は久しぶりに豊英ダムへ行ってきました。

多分、1ヶ月ぶり位かなと思います。

台風追加後の初の房総リザーバーでしたが、濁りも落ち着いてきており、水温も22度と、一見すると釣れそうな感じでした。

房総リザーバーの釣れそうな感じは、罠!?の場合が多く、今回は晴天と高気温も相まって、かなり難しく感じました。

薄濁りで晴れだったので、日中はカバーで反応を得られるかなと思っていたのですが、ことごとく反応が無い。

結果的には先週の更新で書いた、上流から少し下流に降った辺りにバスが多かったです。

下流のバスはと言うと、散っている?、ちょっと沖にポジションを取っている? 表現が難しいですが、濁りがシェードになり、ストラクチャーに依存していないように感じました。

 

今回はバスのポジションを掴むまでは、シェードになる岩盤際、ストラクチャーまわりをカエルで流していったのですが、バスが出てくるのが全てちょっと沖でした。

着水後、即バイトといのは皆無。

しかも、水深3m前後の比較的、水深の浅い岩盤際やストラクチャーまわりでした。

この浅い水深という部分から、下流よりも水温が低くても上流にもいるのでは!?と感じ、上流へ行ってみたという訳です。

ただ、本音を言うと、上流もベストなタイミングからは数日、経っている感じでした。

 



川筋には、流れてきた木が堆積して出来たブッシュがいくつもあるのですが、水深が3mよりも浅くなると、どのブッシュにもバスがいるような状況でした。

水がクリアアップしていたので、日中はブッシュに身を寄せていたのだと思います。

日が陰ると、一斉に泳ぎ始めましたから。

・ブッシュに依存していて食い気が無い
・クリアアップしている為、バスがルアーを見てしまう


こんな理由で、バスはいるものの、バイトさせるのはなかなか難しい状況でしたが、水面に浮く物(今回は虫)、さらに水に馴染むカラー(スモーク系)のルアーは唯一バイトまで至りました。

 


カラーが変わると、それがグリパンなど比較的ナチュラルなカラーであっても、見には来るけど、ルアー手前で反転してしまうほど、バスがルアーを見ていました。

今週は大きな天候に崩れは無い予報です。

となるとこの状況から大きく変わる事は無いのかなと思っています。

当然、川筋は流れがあったほうが釣りやすいですが、綺麗な水と、エサの存在がある限りは、バスは川筋から抜けないと思います。

下流域を狙うならやっぱりカバーだとは思いますが、ネコリグやガード付きジグヘッドに虫ワームをセットした物などで、丁寧にひとつのカバーに時間を掛けて狙ったほうが良いですね。

それでは今週はこの辺りで。

また来週の月曜日にお会いしましょう。

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