金森隆志 JUKE BOX 2021/11/15 バスプロになるには? 後編

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

(編集部注:前回から更新が空いてしまいすみませんでした)

さて今回は前回からの続きで、バス釣りとの向き合い方についての後編になります。

【質問】
将来金森さんのようなバスプロになりたいです! どうやったらなれますか? レイドジャパンのプロになるにはどうしたらいいですか?

うまい釣り人、すごい釣り人は、人の目に留まって、声に変わって、必ず僕らの耳に入ります。本物とはそういうことです。

前回の詳細はバックナンバーを読んでもらうとして、要はバスプロになるにはテクニックよりもなによりも、『覚悟』が一番重要だよということ。

そして後半は、レイドジャパンのプロになるには?ですが、これに関しては正直現状、狭き門ですよね、人数が少ない。

ごっそり青田刈りみたいなことはしていません。

なぜかと言うと、よく知らない人と付き合えないんですよ(苦笑)。

関係者はよーくご存じかと思いますが、見た目に反して(?)、とても人見知りです。それはもうなんというか、個人的な問題なんですけど。

ただ本当のことを言えば、責任を負えない。

よく知らない者同士が目先の利益だったり、ちょっとした物事で浮足立って、よし一緒にやろう!なんてことになると、ろくなことになりません。

なので、僕はその釣り人の人となりを十分に知ってからサポートをしたいなと思っています。

ただその枠は、僕ひとりのパイプひとつだけではなく、誰かの紹介とか、知り合いから耳にしたりとかももちろんあります。

そういうときにはなにを判断基準にするかと言うと、『なんでもいいから秀でているものがあるかどうか』。

プロフェッショナルの枠として契約するのであれば、秀でたものが多ければ多いほどいいですよね。

欲を言えば、その人じゃなければ釣れない魚、完成しない釣りを持っていること。

あとはお互いに本当に大事にすることができる相性、ですかね。

相性って不思議なもので、ウチとはすごく合うけど、他のメーカーでは合わないとか、逆もしかりで、ウチにはまったく合わないけど、あのメーカーならピッタリだよとか。

覚悟を持っていて、オリジナルな釣り人。

であれば問題はないはずなんですが、ここがややこしいところで、個人的には自分から売り込みにくる釣り人はどうも苦手なんですよね(苦笑)。

いや、大嫌いです。

その理由は単純で、自己評価なんですよ。

それで自信満々でこられても、わがままでしかない。

会社って個人ではなくてチームで、そういう人ってチームの輪を乱すんですよね。

一概には言えないかもしれませんが、往々にしてそうだと感じます。

どんなに釣りの才能があっても売り込んでくる人はオールNGです。

大事なのは他人からの評価。

「あの子は誰が見ても努力とセンスがすごいよね!」と第三者に認められている。

それはたとえばウチのオカが太鼓判を押してくれるみたいなことですね。

自分からつかつかと来て、「オレ釣りすげーうまいからサポートしてください!」となると、申し訳ないですが引きます。

ただ、それが良いというメーカーもあるので、それこそが相性ですよね。

レイドジャパンではどうなの?ってことです。

もちろん僕もそういうからには、訪れた様々なフィールドで釣り人には注目しています。

ひと目見て、すげーうまいなー!という釣り人はいて、そういう釣り人は輝いていますから。

今年も実際にひとりいました。

ローカルでフィールドのスポットを知っていることを差し引いてもうまいなと。

それで気になって話してみたら、ボトムアップのテスターさんでした(笑)。

そういうこともありますが、僕が直接スカウト的なことをすることもあるよと。

だからと言って、釣り場で僕を見かけたからと言ってしゃかりきに目の間で釣ろうとするのは止めてください。

取材中であればなおさらで、好きなる理由などなく、むしろ無条件で嫌いになりますのでご注意を(笑)。

長々書きましたが、バスプロになるための最低限のヒントは入れ込んだと思いますので、よければバックナンバーも含めて読み返してみてください。

お待ちしております。

と言うことで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!

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