達人情報 高滝湖 阿部進吾 2021/12/08 メタルを入れるのはローテのラスト!

いやはや8日の外は南岸低気圧の影響で大雨&ババ風のモーレツな嵐でございます。

11月から何度か大雨はあったものの、なんとかそこまで壊滅的な大雨にはならず粘ってきましたが、前回の雨から『やっと水質が8割くらい戻ったかな?』というタイミングでまたまた雨。火曜日時点で水温は11℃台まで下がっていましたので、また1週間くらいは厳しい状況になりそうな感じです。

先週〜今週にかけては初霜もあり、ボートのデッキが真っ白になっていました。いよいよ本格的な冬も近し!です。霜が降りるような冷え込みのあった朝は、魚探にバスが映っていても本気で口を使いたがらない事も多く、そんな時は無駄に粘ってもバスに余計なプレッシャーを与えてしまい、更に釣りづらくなったりするのもアルアルです。

なので、そんな時は朝の水温を覚えておいて、明確に水温の上がったタイミングで入り直したりすると反応が全く違ったりします。冬はハイシーズンとは比較にならないくらいタイミングが重要ですよ〜!!

そんな初冬の高滝湖、雨の予報やワカサギの動きを見ながら縫うようにして出撃しています。

前回の出撃は雨予報の前日で、朝は霜もバリバリ。『けっこう冷えたのでゆっくり出ましょうか、日中はワカサギやるのももいいですね!!』なんて話していると、「あら!!? 車の中に竿が無い!!」。そう、今期3回目、竿の束を玄関(外)に忘れてきました(笑)。仕方が無いので車の中を物色するとキャロ用に組んだちょっと硬めのアジングロッドを発見!! まあ僕の仕事は釣らせる事であって釣る事ではないので、自分の竿は1本で良い事にして湖に出ました。

湖に出てすぐにちょっと釣れそうな怪しい映像に出会い、狙ってみるとアジングロッドにつけたジグヘッドであっさり1本目!!

丸呑みです。スゲ~感度でした(笑)。


これは霜が降りたわりに楽勝なのか?と思ったのですが、それは大甘でした。その1本の後がまぁ〜〜〜全く食わない!!

ジグヘッドに始まりシャッド、キャロ、クランク、スピナベとローテーションし、やりたくなかったメタルを投入してちょっとした頃に魚が移動を始めてしまいました。冬といえばメタル、というイメージもあるかも知れませんが、メタルはバスに与えるプレッシャーがけっこう強いようで、メタルを入れたらバスが激逃げ、という経験が何度も、それは何度もあるので、僕の場合、メタルはローテーションの最後に入れるようにしてます。

恐らくですが、徹底したボトム狙いのリフト&フォールを繰り返す中でメタルやフックがバスの身体に触る事が多くなり、それを嫌がっているようなイメージがあります。高滝は魚の群れの密度が濃いので、高滝湖ならではなのかも知れまませんが。

その後は、ゲストさんがワカサギもやる気マンマンでタックルを持ち込まれていたので11:00〜14:00くらいまで一旦ワカサギタイムを挟みました。400くらい釣れたかな、というところで再び夕方狙いでバスにスイッチしました。

この冬のワカサギタイムはわりと重要で、これで100回以上のアワセの動作を挟む事によって、冬の小さく少ないバスのバイトにもゲストさんの手が反射的に動くようになります。

普段から釣りしまくっている方なら大丈夫かもしれませんが、ゲストさんの中には数ヶ月振りの釣りという方も多いので、今回のように冬でバイトチャンスは1日数回、となるとその1回をミスなく仕留められるか否かは天国と地獄の境目になるのです(笑)。

『これでバスが釣れてくれたら今年の釣り納めで最高なんだけどな〜!』とゲストさんが呟いたトコロで待望のバイト!!

ギリギリセーフ、といった感じでしたがブリブリのナイスバスでしたよ♪


こんな感じでこれから冬に入り狙い目はどんどん狭くなっていきますが、キンキンに冷えた冬に1本を狙いに行くのもまた楽しいものですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!!

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