金森隆志 JUKE BOX 2021/12/27 2021年はどんな年?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

さて今回は、2021年最後の更新になるとのことなので、普段はあまりやったことはないですが、こんな質問にお答えしてみましょう!

【質問】
そろそろ2021年が終わりますが、金森さんにとって今年はどんな年でしたか? 1年を通して、忘れられない1匹や、思い出に残るエピソードなどがあれば教えてください。

すでに釣りの世界は、1年と言う単位で動いてない気がします。あーでもあの男は年越しフィッシングとかやってますね(笑)。僕は絶対にやりません!

もう何年この企画をやらせてもらっているかは不明ですが、こんな質問はレアですね。

ん、なんという時流に合った感覚、日本人らしいワビサビのある質問。

ですが、パッと出てこない(笑)。

なんだろうなぁ、今年を振り返り、どんな一年かと問われると。

・・・いや~、普通でしたね~(笑)。

なんという無粋な回答。

でもそうですね、自分の立っている位置が確認できた、かなぁ。

釣り人としていま自分ができていること、できていないこと、したいこと、しなくていいこと。

ボンヤリ感じていた時代の変化。

そこまで大げさな話ではないですが、世の中と一緒に釣りの世界も変わっているなという事実が、釣りを通しても感じられましたね。

釣りっていままではキャリアが物を言う遊びでしたよね。

このフィールドはよく知っているよとか、この釣り方は何年もやってるよとか。

僕だったら、30から40歳になる10年間で、何をどれだけ色濃くできたか。

それがプロアングラーとして、あるいは釣り人として太く強くなれる時間だったんですが、やっぱりSNSによって大きく変わりました。

自分が得意だと思ってたことが逆に荷物になってたり。

あることでピークに立てば、立った瞬間に周りが見えなくなる。

例えばツーウエイを使ったサイトで大きなアドバンテージを得てやっていましたが、得たことによってここ数年で、手にできなかった景色や釣りがあったんだなと。

ひとつの強い武器や釣りを手に入れると、そこにこだわって他の物が見られなくなる。

他の釣りがどんどん変化やブラッシュアップしていっているのに、その釣りに捉われてしまった。

そういう意味では、2021年は上手いとかすごいとか言われている釣り人と竿を交えた回数が多かったんですが、それはいい発見、刺激になりました。

こんな釣り、こんなアプローチ、この釣り場でこんな釣りをして釣っているんだという進化。

それは進化ではなく、普通のことなんですが、こっちは置いていかれた感があるので進化に思えるんですよね。

そう言ったことも確認できたし、その一方で自分がきちんと時代に乗っかることで恩恵をもらうこともできました。

なんか難し気なことを言ってますが(笑)、要は釣れるピークの発見とその落下速度は速いと言うことです。

なんかツマらない回答でした、ごめんなさい。

印象に残った魚で言えば、でかいのは七色ダムでロクマルチャレンジして2本釣りました。

でもそれがベストかと言うと、そうでもないんですよね。

釣った魚ではないですけど、ロケで増水したリザーバーの上流が急に減水してベンドに小さな水たまりが残ってて、そこにベイトがわんさかいたのは印象的でしたね。

どんだけ急に減水したの?って。それかよっぽどぐっすり寝てたか(笑)。ちなみに全員本流に戻しました。

魚は・・・う~ん、釣り人カナモリタカシってあんまり振り返らないんですね。

それが分かった2021年でした(笑)。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来年!

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