達人情報 中国地方フィールド 岡友成 2022/1/25 クリアアップしたら超フィネス!

釣りフェスティバルのオンライン等で、各社の新製品が発表となりました。

今年はダイワのイグジストにシマノのステラ…と、両社のハイエンドスピニングリールがモデルチェンジするので、ワクワクされている方も多いのではないでしょうか?

イグジストに関しては初代から全て使用してきており、今使っている18イグジストのSLPWORKSセミオーダーに何の不満も感じていないので、新しい22イグジストがどのように変わっているかが気になるところです。

ベイトリールに関しては、すでに発表・発売されているジリオン TW HD、STEEZ A TW HLCの8.1モデル、アルファスAIRの7.1モデル。

SLP WORKSから2月に発売されるパーツを使用し、自分流のセッティンを組んでみました。

ジリオン TW HDはヘビークラスのロッドでのパワーフィッシング…がドンピシャのモデルかもしれませんが、スプールをSVBOOSTスプール、ハンドルを85mm、ノブはいつものHGフラットノブにチェンジし、まずはバイブレーション(レベルバイブ)で試してみてます。

???なセッティングかもしれませんが、巻き物を使用する際に重心を手元に持っていきたかったのと、ZILLION SV TWとは違う真鍮のギヤでの巻きを試してみたかったから…。

ZILLION SV TWと比べて自重のあるジリオンJドリームやSTEEZ A TWなどの200g前後のリールのバランスが昔からしっくり来るので、いろいろと試してみたいと思います。

そんなこんなで…。

一年で最も冷え込みが強くなり、バスが釣り難いタイミングに突入してきました。

岡山県南部エリアでも太陽光が当たり難いため池では、一日中凍っているトコロもあります。

また、冷え込みと同時にクリアアップしているフィールドが大半で、これによりバイブレーションの釣りが効き難くなってきています。

こうなってくると巻きの釣りではお手上げになってしまうのですが、ここで効いてくる釣りが超フィネス。3inch未満、時には1inchクラスのワームを使用したダウンショットリグの出番となってきます。

先日のクリアアップしつつあるため池での釣行では、バイブレーションや巻きの釣りでは反応無しだったのに対して超フィネスではジャスト20匹のバスを手にする事ができました。

サイズこそ小さいものの、冬にこれだけ釣れる釣りは他にありません。

使用したワームはオカエビ2.5inchとプロトワーム。リグ的には#8〜#10のマスバリに0.9gから1.3gのダウンショットシンカー、リーダーの長さは15cm〜20cm…といった感じ。

狙う場所ですが、冬になると深い場所を狙ってしまいがちですが、水深が深くて何も無い場所…よりは、浅くても地形変化がしっかりしている場所が狙い目。

ブレイクやハードボトム、また腐ったウィードがボトムに堆積している場所等、そういったところにベイトが集まるのでバスが喰う場所も同じ。

ダウンショットリグの使い方ですが、シェイクして誘い続けるというよりは時々揺さぶりながらリグを移動させてステイ…リグを移動させてステイ…の繰り返し。

ラインを張り過ぎていると全くダメで、ノーテンションで放置気味にしておくとかろうじてバイトが出る…といった感じです。コツさえ掴めば厳しい冬でも二桁を狙える事もあり、また中にでかいのが混ざる可能性も高い釣りなので、ぜひ試してみてください。

自分はPEライン0.3号+フロロリーダー4lbのセッティングで使用しましたが、普通にフロロカーボン3〜4lbでも大丈夫かと思います。PEは軽いリグでも良く飛び、感度も良いのですが、風が強かったりすると使いものにならない場合もあります。

最後に、今回紹介させてもらったタックルを記載しておきます。

●Rod/GLADIATOR MAXIMUM GX-61ULS-ST 【RAID JAPAN】
●Reel/EXIST FC LT 2500S-CXH-SLP 【SLP WORKS】
●Line/TROUT Real Fighter PE 0.3号 + フロロリーダー4lb. 【TORAY】

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