おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回は、毎年厳冬期の恒例ではありますが、2022年版としてこの質問にお答えしましょう!
【質問】消波ブロックの釣りが苦手です。釣れるイメージが沸かないというか・・・。延々と続くブロックの穴にルアーを入れていくのは飽きてしまいます。克服の仕方を教えてください!均一よりも変化。ただただやっても時間のムダなので、まずは見る眼を養いましょう。飽きると思うならやらないほうがいいですね(笑)。
正直、向いていないんでしょう。
消波ブロック攻略は、過去にも何度も回答してきましたので、
できれば過去の回答を読み返していただければと思います(笑)。なのでコンパクトに答えると、まずは最初に書いたように、
向き不向きがあります。
人間には、いくつかの判断があって、まずは
「やりたいか、やりたくないか」。
これは気持ちの問題なのですぐに決められます。
その次は、
「やれるか、やれないか」。
これは実行に移すことなので、環境もあるし、自分の適性もあるので人によります。
これを質問をくれた方に照らし合わせると、
まずはテトラ撃ちをやりたいんですか? やりたくないんですか?「やりたい」のであれば、どうしたらやれるのかやれないのかの判断になります。そうなったら次の段階にいきましょう。
よく考えてみたらそこまでやりたくもない、心躍らないよと思えば、
無理にやる必要はありません。釣りなんで、
消波ブロックを攻略できなければ100%魚に触れないと言うことはありません。逆に考えると、攻略できれば100%釣れると言うことない。
確かに消波ブロックは冬を代表するストラクチャーですが、ほかにもあります。
やりたくないことを無理にやることはメンタルにもよくないので、
やらない!という選択肢も当然ありますし、それは悪いことではありません。そこをクリアすれば次に、やれるかやれないかになります。
これはもう毎年書いてますが、カスミ水系みたいにン百メートルに渡ってテトラがあるとか、しかも水深3メートルとか5メートルの深いテトラとか。
それを見ると、経験値がなければたしかにしんどいと思います。
僕も何度も書きましたが、
かつては消波ブロックがこの世で一番きらいなストラクチャーでした。だけど、これは得意にしないとまずないと思って、ひと冬テトラと付き合った結果、ラブ♡(笑)。
いまになれると一番好きなストラクチャーかも。ではどうするか、どう考えるか。
テトラはカバーの釣りと一緒で、永遠と続くカバーもこれまた面倒な話です。
どこも同じ条件に見えてしまいます。どこがいいのか悪いのか。
げんなりしますよね。
僕もただ単に500メートルの消波ブロックを全部撃てとなると、自信はありません。
でも釣れるスポットが分かれば楽しくてしょうがない。
要は良い場所だけを撃っていけばいい。
水生植物系なんかも同じこと。そうした、
自分のなかでの基準が持てるか持てないかが大事です。
そこが「やれるか、やれないか」の境界線にもなります。
物差しが持てるかどうか。
その物差しのひとつが、
変化の多い場所、濃い場所になります。単純に目に付く分かりやすい大きな穴を撃ってもまず釣れません。
理由のひとつは、誰もアプローチする場所であるということ。
そこにもしバスがいても警戒心は強いはず。
そしてもうひとつは光が入りやすく奥行きがないのでベイトもバスも付きにくい。
なので、
小さく複雑に複合している穴だけを撃ちましょう。複雑で狭いく、魚が身を隠せそうな穴を選ぶべきです。
カバーも同じですよね。
まずはそこに注目します。
次は
始まりと終わり。これって大きな変化なので、始まりと終わりの周囲は込まなく丁寧に撃つべきです。
あとは
積み方の変化。例えば始まりと終わりだけじゃなくてその真ん中が沖に張り出しているとか、その裏では水が巻くので魚は着きやすい。
位置であったり幅であったり高さであったりの変化がある場所。
均一な場所はカットして変化を撃つのが大事です。
消波ブロックにおいて目で見て判断できるのは、こうした複雑で複合する場所と言うことです。あとは
その穴の特性に適したリグやウエイトがあるんですが、それくらいは自分で調べましょう(笑)。
キリがないですから。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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