金森隆志 JUKE BOX 2022/2/14 冬のシャッドの使い方は?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いやはや今年は雪多いですねー!ってことで、今回は冬に関するお約束のこの質問にお答えします。

【質問】
冬の定番の釣りとしてシャッドプラグがありますが、いまいち使い方が分かりません。使い所やアクション方法などを教えてください。

冬の定番ルアーですが、魔法のルアーではありません。シャッドの特徴と、冬のバスの居場所を考えればいいだけのことです。

難しいことはしなくて大丈夫です。

やれトゥイッチだジャークだなんてことは最初からすることはありません。

認識としては、止められるクランクベイトだと思ってください。

水中の変化に対して、当てていくイメージ。

なので水中に入っている消波ブロックやリップラップ、こぼれ岩だったりと、主にマンメイドの堅い変化に当てて、ヘタしたら止めなくても大丈夫。

それで食わなければ、シャッドの魚ではないと思えばいいだけです。

シャッドですべての魚を釣ろうと思っている時点で間違いで、冬でもなにかストラクチャー周りに浮いてたり、ついてたりする魚を手返しよく、いわゆる時合いを当てていくのがシャッドの釣りです。

シャッドを投げればどこからともなくバスがよだれを垂らして寄ってきて「食いてぇ!」となるルアーではありません。

食卓に出てきてたまたまそれが好物だったら食べる。

そんな冬の食卓に乗せるには、シャッドが相性がいいと言うだけです。

例えば夏にキムチ鍋を食卓に出されて喜んで食う人はまれですよね(笑)。

多くの人は、できればそうめんあたりでお願いしますとなりますよね。

でも冬だったらキムチ鍋って人は多いでしょう。

冬の食卓=マンメイド、リップラップやこぼれ岩付近のバスからすると、小さいベイトが現れて、あぁ食いたい、食えるなら食べますと言うのがシャッド。

なんのストラクチャーのないオープンウォーターに投げて中層をただ巻いても意味はありません。

そんなストラクチャーに当てながら、いま食いたいと思っている魚を探す釣りです。

リップラップや消波ブロックにフィネスをちょこちょこ入れる手返しの悪さを考えたら、ひとまずシャッドを巻いた方が雰囲気も良いし、時合いっぽいし食ってくれそうだねと言う、あくまでテンポよく釣っていくためのルアー。

バイブレーションやメタルバイブも冬の定番ですが、シャッドと相性が良いスポットでは根がかるだけで相性が悪い。

でもシャッドならリップもあるし、止めることもできる。

場所との相性の良さ、さらにその場所が冬に魚が溜まる場所と言うこと。

それを当て込んでいくだけなので、最初に戻ると難しくないですよと。

シャッドで釣りたいのであればシャッドにマッチした場所で時合いを当てる。

朝投げて釣れなかったら昼に入り直してみる、そうすると風が吹いてきていい雰囲気でシャッドで釣れた。

時合いを当てるシャッドの釣りとはこういうこと。

冬のバスの居場所に手返しのいいルアーを入れる。

それがシャッドの役割。

それ以上、それ以下を求めてはいけません。

釣れなければシャッドじゃないルアーか、もしくはタイミング(時合い)か。

なんでシャッドで釣れないのか、使い方が悪いのかと考えるよりも、そのスポットで適したルアーとタイミングを考える。

それが重要なんじゃないでしょうか。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!

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