大津清彰 バス釣り真相解明 2022/3/9 春の相模湖真相解明!ホバスト編 極秘テク初公開!

さて、第2回となるバス釣り真相解明ですが…

引き続き春の相模湖に関しての真相を解明していこうと思います!

前回、春の相模湖攻略の基本は3つ、ミドスト・ホバスト・表層i字系と書きました。


今回はその中でも今年、釣果も目立つ「ホバスト」に関して書いてみたいと思います。

そして一歩先行く「超低速ホバスト」もご紹介いたしましょう。

ホバストを一言で説明すると、「中層で超ゆっくり動かすテクニック」という形になります。

ホバストはワームを超スローフォールにセッティングし、ラインの水圧・PEラインの浮力で、中層でルアーが前方に進もうとする力を極力抑えたセッティングでワームをシェイクします。

確かに難しいテクニックではありますが・・・しかし!それゆえバスが見慣れていないテクニックであり、よく食ってくるテクニックでもあるわけです。

中層で延々と動き続けるワーム・・・。

相模湖のバスはルアーを見慣れています。

通常、バスは「またルアーが来たよ・・・」という感じで気がついても見にも来ませんが、延々と中層で動き続けるワームがあるとたまらず見に来てしまう。

そんなテクニックがホバストです。

バスがルアーに追尾したときは最高に興奮します!


タックルとセッティング方法ですが…

ロッド:フェンウィック エイシス ACES61SULJ "Tight Shakin' Special"
リール:ヴァンキッシュC2500HGS
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号
リーダー:LDLフロロ 0.8号
ルアー:スーパーホバリングフィッシュ

となります。

PEはやや太め。

理由としては、水圧と浮力を利用しやすいためで、太めのほうが中層を漂わせやすいからです。

そして重要なのはルアーのウエイト調整です。

軽いネイルシンカーを使用するのが一般的ですが、私は現場で調整を行うため、今は糸オモリを使用します。


糸オモリを多めにつけ、少しずつカットしてスローフォール状態を作ります。

面倒ですが、ここをこだわれば相模湖はもっと釣れますので頑張りましょう(笑)

ルアーの違い、水温、製品ムラなど様々な要因でつけるおもりの量は異なります。

当然やや深い場所を攻めるときは重く設定しますが、目に見えるレンジでホバストを行うのが基本。

まずは軽めのウエイトで覚えたほうが良いと思います。

しかし最近、単純なホバスト自体にもバスは見慣れてきています・・・。

そんな時は、できるだけ超スローフォールに、そしてなるべくホバストしたときに水平姿勢を意識してセッティングしましょう。

ビッグベイトのウエイトチューニングを行うように、繊細な位置調整で行います。

さらに超低速でもよく動くように、テールの下側をカットしています。

これによって細かな上下動の動きをテール部まで伝える形になり、追尾したバスが躊躇なく食ってくるようになります。

実はこれは最近まで秘密にしていましたが・・・ここではせっかくなので公開させていただきますw

スーパーホバリングフィッシュ尻尾チューニング

スーパーホバリングフィッシュは中空であるため、前側にウエイトを入れただけだと垂直にフォールし、シェイクするとやや前傾姿勢で泳ぐ形となります。

普通のホバスト時は、よく動くのでこれでOK。

超低速ホバストの場合、後ろ側にも糸おもりをつけバランスを整えるのがキモ。

フォールで斜め45度程度、引かれたときに並行にしましょう。


最初から水平フォール状態だと、シェイクしたときに上下の動きが出にくく、また泳いだ時に頭上がりの姿勢になってしまいます。


ホバストは広く探るテクニックではないため、使う場所はピンスポット。

レイダウンや大岩など、バスがいそうな場所にキャスト。

一投入魂。

なるべく時間をかけながらシェイクするのがキモ!

この時期、バスは想像以上に浮いています。

そういったバスを引き付けてしまうテクニックがホバストなのです。

また、ルアーパワーが想像以上にあるため、スレ切った相模湖でも驚くほど近くで食ってきます。

距離よりも正確さが要求されるため、投げる距離はせいぜい10m程度です。

そのため、背中が見えるカラーを使うことが重要です。

バスが追尾したらそのままシェイクし続けるのが基本となりますが、食わない場合は瞬間的にルアーを逃がすと本気喰いに繋がることもあります。

前回紹介した表層i字系に、見にくるが食わないような状況ではこういったホバストが効果的。

ぜひ皆さん試してみてください!


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