大津清彰 バス釣り真相解明 2022/3/16 春の相模湖真相解明! ミドスト編 5つのキモ

さて、第3回のバス釣り真相解明。

春の相模湖攻略第3弾として、相模湖攻略の基本となるミドストに関して説明したいと思います。

私の考える春の相模湖攻略の基本は三つ。

ミドスト・ホバスト・表層 i字系。

その中でもミドストは、ファストムービングルアー的なテクニックとなっています。

ホバスト・表層 i字系は、ピンスポットでバスに食わせるテクニックとなるのですがミドストに関しては、やや幅広くバスを呼び寄せて、探っていくテクニックの一つ。

私にとってミドストは「最弱な巻き物」という考え方です。

相模湖のようなスレきったフィールドでは、普通のハードルアーで横に探ることは少なく、結果的にミドストのようなテクニックの方が釣果を伸ばすことができます。

これからの時期、相模湖のバスは頻繁に回遊し始めます。

そういったバスを効率よく探し、仕留めるテクニックがミドストとなります!

ではミドストというテクニックのキモをここから解説したいと思います。

1.一定層にこだわらない
ミドストと聞くと「一定層を正確に引かなくてはならない」といったイメージを持たれる方が多いかもしれません。

しかしミドストというテクニックは、中層で無防備に漂う小魚を演出するテクニックです。

そのためバスから近寄ってきて、くってしまうというイメージを大事にしてください。

食わせのテクニックではあるのですが、「欲しけりゃお前が喰いに来い」という感覚を大事にしてください。

バスの目の前へダイレクトに落とし込んで行くと、むしろバスがしらけます。


2.カーブフォールさせながらミドストしていく
ミドストはフォールさせてから開始する方も多いと思います。

しかし私の経験からすると、相模湖の場合カーブフォールさせながらミドストした方が釣果が伸びます。

イメージとしてはクランクベイトがボトム付近に向かっていくような感じです。

中層でワームを見つけたバスが、ボトムまで追いかけていき、ボトムの壁を使って最終的に食ってくる、そんな感覚です。

3.岸と平行にキャスト
基本は沖から岸に投げるのではなく、岸にボートを寄せて岸と平行にキャストしてください。

壁沿いにミドストすることによって、バスが食いやすい状況を作ることができます。

4.アクションは控えめに
ジグヘッドのヘッドが激しく上下に揺れるようなアクションは控えてください。

ワームの上下動は抑え、キラキラと控えめにロールしていく…そんなアクションが最も効果的だと思います。


5.根掛かり外しを用意しよう
基本的にはジグヘッドはガードなしを使ってください。

激しいカバーの中ではガード付きを使うのですが、ガード無しが基本です。

クリアウォーターのバスは、想像以上に口にしたルアーを吐き出すのがうまく、実は見えていないバイトが多々あります。

それを少しでも取るためにガード無しのジグヘッドを使うわけです。

ですが、これでは当然根掛かりが多発しているしまいます。

そこで登場するのがこの根掛かり外し。

ナス型オモリに、スナップを取り付けたものになります。

使うオモリは8号から10号ぐらいが望ましいと思います。

根掛かりした時、根掛かり位置までボートを移動します。

ラインにスナップを取り付けオモリを下まで落とし込んでいきます。

この時オモリは根掛っているルアーとやや反対方向に落とし込むようにしてください。

オモリがジグヘッドまで到達したら、オモリをゆっくりと揺するように動かしてください。

不思議なことに、これだけで根掛かりが外れます!!

この方法を使用すると、1日ミドストしていてもジグヘッドをなくすのは一個もないという日の方が多いです。

このナス型オモリがないと、正直ミドストをする気になれないほど優秀な根掛かり外しです。

是非お試しを!!

根掛り外しのオモリ

☆使用タックル☆
ロッド:ACES64SULJ"ミッドストローリングスペシャル"
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:フロロカーボンライン3LB.
ジグヘッド:リューギヴェスパ1.3g#3
ルアー:スーパーリビングフィッシュ3&4インチ

※スーパーリビングフィッシュは、写真のようにやや頭上がりでセッティングするとロールが強くなります。

逆にロールを抑えたい時は水平に取り付けます。

また3インチよりも、4インチの方がロールする力が強いので、ミドストも覚えたい方はまず4インチで試してみると良いと思います。

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