達人情報 中国地方フィールド 岡友成 2022/3/22 春の釣りに欠かせないラバージグのお話!

3月も折り返しを迎え、ようやく春らしい釣果が出てきました。

今年は例年より冬が長かったような気がします…が、この1週間で岡山県南部のフィールドは河川でもため池でも良い釣果を耳にするようになってきました。

バタバタで中々フィールドに出られてませんが…今週は春を堪能デイれば良いな…と。

近々発売となるレベルミノーQuick72(クイック72)。

72mmで3/16oz.クラスのクイック72は、小さめながらやや強めのアクション・高レスポンス、そして磁着タングステンウエイト(重心移動)によって、“安定して”良く飛ばす事が可能。

ベイトフィネスでもスピニングでも使用可能で、サイズ的に様々なフィールドで活躍してくれるのではないでしょうか?

さて、多くの釣果を目にしたり耳にしたりするようになってきましたが、個人的に春に欠かせない釣りと言えば…、

やはりカバーでのラバージグの釣り。

もはや説明不要な位、春のデカバスとラバージグは切っても切れない関係にあると思います。

今回訪れたのはリザーバー(高山ダム)でしたが、フィールドが変わっても共通なのが…岸沿いにあるカバーを丁寧に撃つ事。 リザーバーでは特に水面に浮いているチップがコチラの存在を隠して(消して)くれるのと、魚も好んでチップの下に入り込んできますが、やはり重要なのはチップ下の地形。

いくら良いチップが溜まっていてもシャローフラットの奥にあるだけ…、またバンク角度の浅い砂地等だと、可能性は低くなります。 同じチップでも 下の地形が岩盤、バンク角度がキツイ、レイダウン等で複合カバーになっている、陽当たりが良い…等、より条件の良いカバーを見つけ出す事が大切です。

RAID JAPAN YouTubeチャンネルに、このカバージグを使った動画をUPさせてもらっていますので、チェックしてもらうとして…、 

使用しているジグはマスタージグ一択。

すり抜け性能、ガード力(本数&硬さ)、フックサイズがドンズバで、カバージグに求められる性能が全てにおいて高いジグだと思います。超ヘビーカバーでは、ガードの根本に瞬間接着剤を垂らして、少しだけガード力を上げたモノも用意しています。

マスタージグには7g/9g/11g/14g/18gの5ウエイトがラインナップされていますが、自分が春先にベースにしているのは11g。

11gをベースに、カバーが薄かったりフォールスピードを下げたい場合には軽く、カバーが濃くて11gでは貫通できない場合には重く、といった感じに使い分けるのですが、2つだけ用意しとくのであれば11gと14gですね。

しかし、この春先に於いてはカバーの下に入ってきていてもナーバスな個体も多いので、できる限り着水音を消したアプローチ、そしてできる限りウエイトをUPさせずにチップ等を“ほぐしながら”中に入れていくのがオススメ。 着水の勢いでチップ等のカバーを貫通させようとするのではなく、ほぐしながらするりっと侵入させるイメージですね。

バスが咥えてから一呼吸置いてからのフルフッキングは堪りませんよw

フィールド問わず“覆いかぶさっている系のカバー”は見逃さず、丁寧にアプローチしてみてくださいね。

ちなみに使用するワームは、カバーの貫通を重視する場合にはバトルホッグ3.8inch、カバー周りでスイミング(ジグスト)でも使用するならエグチャンク3.5inch…といった使い分けです。

最後にラバージグを使用しているタックルがこちらです。

●Rod/GLADIATOR Anti GA-72HC 【King Heavy】(RAID JAPAN)
●Reel/ZILLION SV TW 1000HL(DAIWA)
※ジグのみでセッティングするなら1000XHLを使用

●Handle&Knob/85mmカーボンハンドル&HGフラットノブ(SLP WORKS)
●Line/EXTHREAD 18lb.(TORAY)

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