おはようございます、こんにちは、こんばんは。
さて今回は、桜満開ようやく春!!ってことで、みんなが気になっているであろう、アノコトに関する質問にお答えしてみましょう!
【質問】春は一年でも大きなバスが釣れる季節だと思います。金森さんの自己記録のバスを釣った時の話を聞きたいです!『春はでかバス!』ってホントでしょうか? でたらめではないですが、絶対的な真実でもないような気がします。桜満開などなどたっぷり前フリまでしておいて、衝撃的なオチから答えます。
ズバリ、僕の歴代のモンスター達はすべて春には釣ってません!ホラ驚いた(笑)。
正確には春ではなく、
春の前後の時期に釣っています。
みなさんが春にでかバスのイメージを持っているのは分かりますが、
重い魚、大きい魚というのは春特有ではありません。
たしかに桜の咲くころ、春のスポーニングと言えばお腹に卵を持っていますが、秋のベイトを食いまくっているバスのほうが実際は重いしよく引きます。ベイトが豊富なリザーバーのようなフィールドでなければ、さほど明確に差は出ませんが。
それはそれとして、腹がボテっとして格好は良いんですが、
卵ってそれほど重くはないんですよね。同じ腹ボテでもより重いのはエサを食っているバスです。つまり重さだけを追求しても秋のほうが重い。
いやいや、
オレはウエイトよりも長さだよ!って言う人でも、
別に春ではなくアフターの魚がエサを食いたくてかつ動体視力が鈍くてダマしやすいタイミングで釣ればいいんじゃないの?となります。
ただ春はメディアでもテーマになるように、一番でかバスが釣れる季節!みたいなイメージもあるし、
実際に釣れる確率も低くはなくむしろ高いです。ただ個人的な見解経験から言えば、春よりもやっぱりその前後になります。僕が釣ったことのあるロクマルに関して言えばほぼほぼ、いやすべてアフターです。
あんまりカッコいい話ではないですが(苦笑)。
アフターから回復傾向の魚ですね。
あとは早春、個人的には好きだ好きだと言ってますが、
春と呼ぶにはまだ寒い2月の中下旬。気温は寒いですが、水中は雰囲気も変わっているタイミングです。
この早春もアフターと同じく動体視力が鈍くてダマしやすい。かつ、強い釣りで引っ張ることができる。
個人的に押すタイミングはやっぱりこのふたつです。
代謝が鈍る、あるいは産卵からの回復傾向で普段なら釣れないであろう賢くて大きいバスが口を使いやすくなると思います。なので、そういう時期は
意図的にでかいバスが数多くいるであろうフィールドに足を運ぶことがおすすめです。
僕はいきませんが例えば琵琶湖、例えば池原七色河口湖などなど。
モチベーション的に、春だしでかバスを釣るぜ!というのも分かりますが、
リアルなおすすめはその前後ってことになります。
だって春本番って難しいですよね?
シーズンで一番ナーバスになるスポーニングですから。そこに注力をするよりも、
エサを食いたがっている時期のが簡単のはず。であればいまは早春は過ぎてしまったってことで、
狙い目はアフター!
アフターはいろんなルアーでも釣れるので個人的にもおすすめです。が、詳しい釣り方狙い方に関しては、また改めて質問をいただければと思います。
質問にあるようなでかバスを釣ったときの思い出話ってことではありませんでしたが、
『春はでかバス』と言う風潮に対しての個人的な思いを回答してみました。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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