達人情報 霞ヶ浦水系 佐々木勝也 2022/4/18 スローな釣りが有効な今週の霞ヶ浦水系&河口湖アタック！

皆さんこんにちは。

佐々木 勝也です！

今週のカスミ水系は鯉がかなりハタキまくり・・・。

さらには一部では代掻きの影響でよろしくない濁りも発生していました。

写真だと分かりにくいかもしれませんが、魚のテンションを下げる濁りのため、アグレッシブな釣りが少し厳しくなるタイミングです。

バスの状態としてはプリ、半プリ(1度産卵済みのメス)が混在する状態です。完全なアフターになっている個体は少ないかもしれませんが、場所によってはアフターになっている個体もいる可能性は高いです。

そうなってくるとキーになってくるのがスローな釣りです。

実際今週最もバイトが多かった釣りはスティーズネコストレート5.8インチのノーシンカーワッキーでした。

こちらのバスは半プリのメス。

水の良いエリアには魚がしっかりとバスもおり、合ってる釣りをするとすぐにバイトがあります。

ちなみにシュリンピードのノーシンカーやネコストのネコリグなどでは反応が全くなく・・・。反応があったのがネコスト5.8のノーシンカーワッキーのみと、明らかにストレートワームのゆっくりとしたフォールだけに反応する傾向が顕著に見られました！

同じゆっくりとフォールする釣りは他にも多数ありますが、ストレートワームのノーシンカーの釣りはこの時季カスミに行かれる方は必須の釣りかもしれません。

ちなみに3.75インチや5インチには反応がなく反応したのは5.8インチのみ。5.8インチのフォールスピードが最もバスの状態に合っていたのかな、と分析しています！

狙いどころとしては、護岸やカバー際のシェードや杭などの縦ストラクチャー、減水中のため水深のあるドッグの外壁などが有効です。丁寧なアプローチをしないとバイトが出ないことが多いタイミングのため、ビタビタにキャストすることを心がけましょう。

また、水の良し悪しも重要で、極力水の良いエリアを探しつつ、良いエリアを見つけたら集中して丁寧に攻めるというのが個人的にこの時季は大切と感じています。

今年は冬の寒さが厳しかったため、スポーニングが遅いのではと感じていましたが、非常に暖かい日が続いたタイミングもあったため、例年通りのスポーニングの進行状況かなと思います。

釣ったバスについても、さっと写真を撮ったら早めのリリースを心がけて頂ければと思います！

バスあっての僕ら釣り人ですから、産卵期のバスには普段以上に丁寧な扱いを心がけて頂ければと思います。

ちなみに今週は久々の河口湖にも行ってきました。

意外とカスミから距離があるため朝の2時に起きて帰りは21時過ぎ・・・。まずまずハードです(笑)。

この時季の河口湖と言えばやはり表層のワカサギパターン！　ということでほとんどその釣りをやり通してきました。昨年も表層ゲームをやりに行ったのですが、昨年はガンガン表層に出るものの、ひたすらフックアップしないorバレるの繰り返しだったため、リベンジすべく行ってきました！

結果として表層の釣りではデッピーで40後半をキャッチ。

アグレッシブなドルフィンバイトに痺れましたが、サイズはそこまでではなく・・・。その他表層で出なそうなタイミングでグリマー6でも40弱のバスをキャッチし、その後、鯉と一緒に泳いでいた60近いバスもバイトしてくれましたがフックアップに至らず・・・。そう簡単に特大を釣らせてはくれないようです(笑) 。

こういった異なるフィールドの釣りも積極的に学ぶことで、カスミの釣りにも生きる部分が多いにあると感じており、今回の釣行も自分の釣りの上達のためには大きな糧となりそうです！

今年は時間が許す限りではありますが、様々なフィールドに出向きつつ、カスミの釣りも磨いていければと考えています。

それでは今週はこの辺で。

また来週お会いしましょう！