先日、
利根川のトーナメントTBCに参加してきました。
状況としてはスポーニングに徐々に向かう段階。
練習中の暖かな日にはスポーニングベッドに絡むような行動をしているバスも数匹見かけました。
プリスポーニングの最終段階といった感じでしょうか?
状況としては難しいタイミングに入ったタイミングで、ローウェイト戦。
サイズ問わず2本釣ればシングル入賞、3本釣れば3位以内という厳しい試合でした。
TBC開始風景 結果は振るわず21位…
バイトは3回ありましたが、1本しかものにすることができませんでした。
正直なところ、悔しい気持ちでいっぱいです…。
しかしこの3回のバイト、実は一種類のルアーで反応させています。
それがこちら。
カメラバ5g+野良ガエル いわゆる
パワーフィネス。 実は近年、釣り勝つため、また「厳しいときの一本」に繋げるために使用頻度がますます上がっているのがパワーフィネスだったりします。 利根川を含めた霞水系で
「他のアングラーの撃てない場所へライトリグをアプローチできる」っという事は大きなアドバンテージであることは言うまでもありません。
特に利根川でも有名場所になると、入れ代わり立ち代わりでアングラーが訪れます。
有名場所は魚が多いために有名なわけで、そんな場所を人とは違う攻め方をできるのはやはりパワーフィネスの為せる技だと思ってます。 しかし今更パワーフィネスを使っても差なんてないよ、っと考えている方も多いかもしれません。
そう、実は普通にパワーフィネスを使っても簡単には釣れません。 重要なのは「オカッパリ並に、有名場所を超繊細に撃つ」ことです。 これを意識すればもっと釣れます!
私はそれで釣果を伸ばしています。
丁寧にボートを進め、1キャストに全神経を集中する。
どこに落とすか?
注意深く考えて落とし込む。
人が撃たないような場所はどこか? 考えてキャストする。
一見当たり前に見えるこの点を意識するだけで、パワーフィネスはさらに釣れるようになると私は考えています。
試合中に釣った一本 何故意識するだけで釣果が伸びるのか??
ボートにずっと乗ってしまうと忘れがちになるのは、
「ボートはオカッパリよりも釣りが雑になりがち」という点があるためです。
風・波などの影響で、操船に気持ちを取られてしまう事。
そして、どこでも行けるボートならではの
「自由に移動できてしまう」という心理的影響から、釣りがオカッパリよりも雑になってしまうのです。
タフな時ほどボートによる機動力のメリットが逆に仇となってしまう・・・。
ボートならどこでも行けるし釣れるだろうと思われがちですが、じっくり粘らなくてはならない状況ではオカッパリのほうが有利なことも多いです。 特にこのスポーニングの時期はシャローにバスが集中することもあり、地に足のついたオカッパリのほうがむしろ有利な事があると私は考えています。
当然のことながら、
オカッパリでもパワーフィネスはとても有効です。 この理由はボートとは少し違います。 「複数本ロッドを持ち歩くのは面倒なので1本で済ませたい」という気持ちが働くためです。 太いPEラインを使う、「こんな場所にはとてもルアーを入れられない」といった、パワーフィネスを使うようなメリットを活かせる場所には意外とルアーを入れられていないからです。 パワーフィネスは比較的難しいテクニックですが、身につければ確実に武器になるテクニックのひとつだと思います
※実は私も3年前、伊藤巧さん直接に教わって開眼したのですが・・・。 それでは皆様、良い釣りを!!
★パワーフィネスタックル★ ロッド:ACES70SMHP+J(プロト) リール:ヴァンキッシュ2500HGS ライン:Seaguar スマックダウン ブレイド 150ヤード フラッシュグリーン30LB. ルアー:カメラバ5g+野良ガエル --------------------------------
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