先週久しぶりに
三島湖へ行ってきました。
状況としてはスポーニングが徐々に始まり出している段階。
スポーニングベッドはあるようなのですが、前日に降った雨の影響で増水、ほとんど目視することはできませんでした。
テストの合間に、今季初めてにクリーピーミノーのマイクロベイトパターンを試してみたところやはり無双の釣れっぷり……
三島湖の魚 結果、テストアイテムも含め17本キャッチ。 同じボート屋さんから出ていた方がたいてい2〜3匹。
自分でも、驚異的な匹数をものにしてると思います!
そんな圧倒的な差が出てしまう、このマイクロベイトパターン。
「小さくすれば食うでしょ」っと考える方もいると思います。 しかし、実は晩秋から春先までは全く効果がありません。 サイトで投げても、バスは無視するか、逃げるかどちらかの反応を示します。
寒い時期は昆虫や小さな水生生物は、冬眠してしまいます。
おそらくそれが原因で、寒い時期小さなルアーはあまり効果がないのではないかと私は考えています。
この時期は小さな虫たちが湧き始めます。
それとともに劇的な釣果をもたらすのがこのテクニック!
長年バスの食性調査を続けていますが、小さなベイトは小型のバスから大きなバスまで捕食しています。 だからこそ、すべてのサイズのバスを一網打尽にできるテクニックがマイクロベイトパターンなのです。 専用タックルや慣れも必要なテクニックですので、決して簡単ではありません。
しかしこのテクニックを覚えれば、異次元の釣果を約束します!
まずタックルセッティングですが、
ロッド:LINKS61SULJ or LINKS-CT60SULP+J リール:ヴァンキッシュC2500HGS ライン:リアルデシテックス0.3号 リーダー:LDLフロロ0.8号(1m以内) ルアー:クリーピーミノー2.7 フック:がまかつV2ヤマメ8号 オモリ:ヨーズリガン玉6号前後
以上となります。
3年半前、偶然見つけたこのテクニック。
手探り状態から現在はこのセッティングとなっています。
それぞれに理由があるのですが、語りだすとキリがないので今回は割愛。
使い方と誘い方に絞って説明したいと思います。
クリーピーミノー 私が使用するカラーは、
チアユ・メルティブルー・メルティグリーンの3色。
見える色を使用してください。 まずキャストに関して。
キャストが最も大切です。
オモリ込みでもルアー重量が1gも満たないこのテクニック。
普通にキャストしてもロッドが曲がらないため、飛びません。
そこで使うのが
ボウ&アローキャストという方法。
ハリを人差し指と親指でつまみ、ロッドのしなりを活かして、弓矢のような形でルアーを飛ばします。 0.3号のPEなら、ラインの抵抗がほとんどないので、ある程度の飛距離を確保することができます。
また、ボウ&アローキャストは上半身の動きが極めて少なく、バスに警戒心を与えないキャストです。 振りかぶるキャストとは劇的にバスの食いが違います。
どんなルアーでも、このキャストは有効ですので、応用する意味でも
絶対に覚えてほしいキャストです!
アプローチとしてはサイトフィッシングとなります。 しかし、小難しいことは考えず、まずはバスの目の前にシェイクしながら泳がせてくればOK。
マッチザベイトの釣りなので、違和感なく食ってくることが多いです。
サイトフィッシングを覚える一歩としても、このテクニックは有効♪
アクションに関してはシンプル。 「なるべく細かくシェイクする」事が基本となります。 細ければ細かいほど、バスの反応が良くなると考えてください。
クリーピーミノーは細くてもハリがあるため、実に艶めかしく動きます。
クリーピーミノーセッティング方法。ワームに刺すハリの位置。オモリの取り付け位置に注目。これが現在のベストセッティング。 「クリーピーミノー、見に来るけどなんか反応悪いな…」っという時もあります。
状況に対してマイクロベイトパターンが合っていないということも考えられますが、
まずそんなとき試してもらいたいのは「オモリの重さを変える」事です。
私はヨーズリガン玉を各サイズ使い分けをします。 メインで使用するのは2〜8号あたりでしょうか? 1番重いものと軽いもので比べても、実に0.24gしか差がありません。
しかしこの重量差で全く反応が違うのがマイクロベイトパターン。
繊細な世界であるがゆえに、僅かな差で食いが変わる。
日本の餌釣りの世界では常識とも言える使い分けですが、魚は魚。
バスフィッシングでも同じなのです!
私自身も使うたび驚いてしまうほどの釣獲力をもったこの釣り、ぜひ食わせの一手として試してみてください!
驚異のマイクロベイトパターン --------------------------------
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