金森隆志 JUKE BOX 2022/5/3 人生初のバスはどれくらいで釣れた?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

さてさて今回はGW真っただ中の更新ってことで、今年からバス釣りを始めたよー!って人も多々いるのでは?と期待値を込めて、こんな質問にお答えしてみます!

【質問】
バス釣りを始めて1年以上かかってようやく初バスが釣れました。金森さんは初バスを釣るまでどれくらいの時間がかかりましたか?

始めてからどれくらいで釣れたかが釣り人の価値を決めるわけではありません。いまの時代は釣るまでにどれだけのことを体験したか。それが、以降の自分のバス釣りに大きく影響すると思います。

まず回答としては、僕の場合は初日に釣れました。

でもこれはなんの自慢でもなく、単なる時代の問題です。

なんたって20年以上前ですからね。

日本各地、どのエリアをみてもバスがたくさんいた時代です。

それでいて情報もいまのように徹頭徹尾開示されていることもありませんでした。

フィールドひとつとっても自分で見つける、あるいは先に始めていた釣り人と仲良くなって初めて教えてもらえる。

いまのように、なによりまず情報ではありません。

そこがいまと当時の決定的な違いですね。

個人的には、いまからバス釣りを始めてバスを一匹釣るということは、当時以上に難しいことだと思います。

情報がありすぎるからです。

僕が釣り以外のなにか、例えばキャンプを始めるとします。

そうなると、もちろんキャンプについて調べます。

テントを買うにしても、ありとあらゆる情報があふれている。

しかも残念ながらそこに一貫性、統一性はない。

良いと思った物が別のところでは批判されていたりする。

逆に決められなくなりますよね。

仮に決めたとしても多数決の原理、多く人が良いと情報を発信している物になるでしょう。

それを釣りに当てはめると、みんなが良いと発信しているルアー、釣り方、釣り場、みんながもうやっている、やりつくしていることです。

それを初心者がいきなりキャリアのある釣り人を凌駕する精度でできますか?と。

情報をそのままに実行するだけならば、発信者はもちろん、受け取る側でも常に後者でしかない。

常に遅れをとっている人ってことです。

それなら巧者になりましょうよと(笑)。

誤解を招くのを承知で言えば、いまの時代の情報は、結局上手い人しか得はしません。

その情報を自分に落とし込んで実行して釣果に結び付けられるのはほんのひと握りの上手い人だけで、大半の人はその情報の半分、いや1割程度しか落とし込めないでしょう。

まぁひと言で言うと、ほとんどの人にとってそれは美味しくない情報です。

それで迷いに迷って分からなくなる。

結果、自分で判断ができない釣り人になってしまいます。

情報を探して情報に振り回されてしかも身にならない。

これって初心者だけじゃなくて、ミドルキャリア、ハイキャリアの人にも当てはまります。

ここが難しいところですよね。

昔はたくさんバスがたくさんいて、たくさん釣れるフィールドがあってそこでなんとなくやっていれば「釣る」ということが体感ができた。

こうすれば釣れる、こうしたら釣れないという経験値が積めました。

いまは真逆で、そもそも釣れないのに情報だけが先走って詰め込みすぎて頭でっかちになってしまう。

だからあえて言うと、キャリアが浅い人であればあるほど情報は取らない方がいい。

間違えたことをたくさんするかもしれないですが、とにかくまず釣りたい、釣る!じゃなくて、あえて遠回りをして欲しいです。

最短距離で目的を達成することだけが良いとは思いません。

なんか違ったことしてるな~とか、ムダかもな~と思ってそれが釣れないと知ることは、釣りにおいてはすごく重要です。

釣りって正解がひとつではないですからね。

昔聞いた言葉に、『アングラーというのは、多くのアングルを持っている人だ』というのがあります。

自分で見て考えて動いて自分のやり方で釣りができる。

多くのアングル(=角度)から物事を判断して実行できる。

情報も本当はそのアングルを決める要素のひとつでしかありません。

ちなみに僕なんかバズベイトって沈めて使うルアーだと思ってましたからね(笑)。

なんかすぐ浮いてくるな~って思って、スピナーベイトとは違うってことを知りましたし。

いわゆる初期の僕の代名詞だったノーブレーキキャストも、 単にブレーキの使い方を知らなかったからというのは、自分で言うのもアレですが有名な話です。

もしノーブレーキキャストを知らなかったら、バス釣り歴20年超の先輩に聞いてみてください(笑)。

当時いまみたいに情報があふれていたらひょっとしたらいまのカナモリタカシは存在しなかったかもしれません。

まぁそれはともかく、情報は釣り人を作ってくれません。

経験、体験がそれぞれの釣り人の血となり肉となると思っています。

なので、質問をくれた方が初バスを釣るまで1年以上かかったというのが、どのくらい情報を頼りにしていたのかは残念ながら知ることはできませんが、 これからはより自分の感覚を大事にして、釣れなくても自分で考える、探す、遊ぶことに重きを置いてみてください。

そうすれば僕の経験上、年月を重ねるにつれてバスは簡単に釣れるようになります。

もっと自分だけの釣り方、楽しみ方ができるようになります。

もっともっとバス釣りが面白くなります。

もしバス釣りを始めてみたけどまだ釣ってないと言う人がこれを読んでくれたのであれば、焦らずに遠回りをしてみてください。

そうやって釣れた1本は、より多くのことを教えてくれるでしょう。

ん~ちょっとカッコつけすぎましたかね(笑)。

最初の1行で終わる質問をここまでマシマシで回答してしまいましたが、それもまたバス釣りの奥深さ!

なにかの参考になれば嬉しいです。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!

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