さて、先週も
霞ヶ浦おかっぱりへ行ってきました。
陸王U-30の週は絶好調だった霞ヶ浦。
朝イチは先々週好調だった、一の瀬川へ。 朝のいい時間帯はテストアイテムをキャスト。
今回は大型のハードルアーと、小型のトップウォーター系になります。
しかし、そういったルアーに反応するバスは皆無!
唯一見えたバスも一瞬で姿を消す警戒っぷり。
一の瀬川に関しては完全に
【いつもの一の瀬川】に戻っていた感じを受けました。
ひょっとすると野良ネズミや野良ガエルのような定番ルアーを入れ込んでいけばチャンスはあったかもしれませんが、先々週のバスの見えた量、ボイルしたバスに比べると圧倒的にパワー不足したと思えたので早々に退散。 霞ヶ浦東岸へ移動。
しかし結局のところ、プロトアイテムではバイトは無し!
時間は9:00すぎ。
そこで、先々週よさそうだった釣りを中心に試してみます。
すると野良ガエルでまずは鯉! そして、野良ネズミでもう一本鯉! うっすら見えた魚にクリーピーミノー2.7を通すと、バスかと思いきや雷魚!! そしてついにバスをキャッチ~。
ギャップジグ5g野良ガエル 続けて2本目!
こちらもギャップジグ5g+野良ガエル。
ギャップジグ5g野良ガエル2匹目 ★ギャップジグ5g野良ガエル動画★
ここで、少し
パワーフィネスのお話を・・・
パワーフィネスのジグは
【水平】が基本。
確かにサイトで誘っていると、水平のほうが食ってくることが多いと感じています。
実際、パワーフィネス用のジグとして様々なメーカーから開発されるジグのほとんどは水平を意識したものです。
しかし今回使用したギャップジグのようなジグは吊るして誘っても水平になることはありません。 しかし・・・
激しくシェイクしてみるとわかるのですが、
ヘッドが左右に大きく振られるため、トレーラーワームがより複雑に蠢く!! ものすごく艶めかしくなります!
今回は野良ガエルを使用していますが、トレーラーをビッグダディのような大型のポークを取り付けるとさらに動きがよくなります。
このポークを使用した蠢くジグのアクションは、サイトフィッシングでとても効果的。 実は自分、もともとポークの破壊力を体験したのはこの吊るしのサイトフィッシングだったりします・・・。
ギャップジグ5g野良ガエル画像 このヘッドが左右に振られる動きは水平ジグでは出すことはできません。 ただし、細かなシェイクで誘う、または控えめな動きが効果的な時は、やはり水平を作れるジグが効果的ですので、これに関しては適材適所といった感じです。
カメラバ+野良ガエル 加えて、トレーラーワームにエラストマー素材のワーム(野良ガエル等)を使用すると、より動きがきれいに出ると私は考えています。
それは水面に浮くほどの高浮力が影響していて、ヘッド部分は下へ、ワームは上へ行こうとする力が働くためです。 またエラストマーが上に行こうとする力を利用すると、やや尻下がりになるジグも水平を保つことができます。 これはじつは物凄いメリット!
90度アイの水平ジグはどうしても根掛かりしやすい・・・
しかしすり抜けを重視すると、吊るして細かく誘ったとき尻下がりになってしまう・・・
そんな矛盾を解消できる夢のアイテムがエラストマー!
タッガー+野良ガエル OSPタッガー(写真はラーバーレス)+野良ガエル。
こんなセッティングをすると
【すり抜けがよく】【掛かりがよく】【水平を保つ】という夢のバランスを持ったジグも完成するわけです。
一筋縄ではいかない昨今のバスフィッシング。
一工夫加えるだけでバイト数が激増することも。
ぜひお試しを!
★タックル★ ロッド:fenwick ACES 70SMHP+J(プロト) リール:ヴァンキッシュ2500HGS サイン:スマックダウンPE 30lb.(2号) 直結 さて、この2本を釣った後、クリーピーミノー2.7を使用した
【マイクロベイトパターン】で3本MAX47cmキャッチ!
さらに2時間釣行のみとなった金曜日も45cm!
クリーピーミノー2.7-① クリーピーミノー2.7の釣りは、霞ヶ浦おかっぱりサイトで使う技の一つです。 しかし今回、サイトで釣ったのは1本のみ。
ほとんどブランドで食わせています。 今回は長くなってしまったので濁った水系、霞ヶ浦のマイクロベイトパターンに関してはまた後日・・・。
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