さて、今回は
マイクロベイトパターン! それも
霞ヶ浦おかっぱりでの可能性について考えてみたいと思います。
丸呑みクリーピーミノー2.7 私がマイクロベイトパターンで使用するルアーの大半は
クリーピーミノー2.7です。
これはボディ全体の形状と硬さから生み出される、まるで生き物であるかのような動きが魅力のルアー。 その証拠に、このルアーを霞ヶ浦おかっぱりで使用すると、バス・ギル・ライギョ・ニゴイ・コイ・アメリカナマズと、いろいろな魚種が混ざって釣れます。
おそらく動きやシルエットが通常捕食している餌に近いのでしょう。
違和感なく食ってきます!
霞ヶ浦のバスは、実に様々な餌を捕食しています。
その中でも、
この時期は小さな生物が活発になる時期。 そのため、場所次第ではかなり小さな餌を食べているケースがあります。
食っていたエビ バスはなんでも食べるのですが、嗜好性が高く、
一度その餌を食べるとある程度同じ種類の餌を食べ続ける傾向があります。 そのため、小さな餌を食べているバスは小さな餌を好んで捕食するようになります。
そこで登場するのがマイクロベイトパターン!
単純に小さな餌を食っているバスに、小さなルアーでアプローチしようという考え方です。 バスを含めた魚たちは想像以上に目と耳がよいと私は感じています。
一見すると、クリーピーミノー2.7のようなルアーは霞ヶ浦では見えていないんじゃないか?と疑ってしまいますが・・・
そこは全く問題ありません。
自然の中で生きるバスにとって、
「弱ったちいさな生き物」のように動くものを見逃すことはありません。
逆にスピナーベイトやクランクベイトのように目立っている生き物が普通ではなく、
「自然でありながら不自然」程度のアピール力のほうがバスにとっては餌的な魅力があると私は考えています。
まずマイクロベイトパターンを使用してもらいたいのは、サイトフィッシング。 何を投げても無視するようなバスに対しキャストしてみてください!
驚くほど簡単に食ってくることもあります。
また、サイトフィッシングなら、バス以外の魚種は避けることも容易です。
またクリーピーミノーは細かなシェイクがキモ!
とにかく限界まで細かくシェイクすることを心がけましょう。
サイトフィッシングで釣ったバス 見えないバスを狙う場合ですが、やみくもにキャストしても効率が悪くなってしまいます。
そこでオススメなのは、
「バスが逃げ込むような場所」。 霞ヶ浦おかっぱりではこの時期、バスをよく見かけますが、フィーディングに入る、起点となるような場所が存在します。
そこを重点的に攻める!
「こんなにバスがいたのか…」と思えるほど連発することもあります。
さて、クリーピーミノーのセッティングですが、
ボートの時よりもやや強めなタックルを使用する形となります。
クリーピーミノーセッティング ロッド:LINKS-CT60SULP+J "Critter Stick" リール:ヴァンキッシュC2500HGS ライン:リアルデシテックス0.4号(12lb.) リーダー:LDLフロロ2.5X(2号) これに
がまかつV2ヤマメ8号を結び、余った糸に
ヨーズリガン玉2号前後をつける。
ガン玉のサイズは状況でいろいろ変えていきますが、クリアウォーターほどシビアなウエイト調整は行わなくても問題ありません。
このタックルであれば、50cm前後のバスが食っても問題なくキャッチできるセッティングになります。
47cmのバス このマイクロベイトパターン、年中無敵の釣り方かといえばそんなことはなく、
特にこれから水温が低下してくるとどんどんパワーが落ちてくる釣り方です。 これは単純に、マイクロベイトがいなくなるためだと考えています。
冬場は虫も見かけなくなりますが、こういった小さな生き物が少ない時期になるとほぼ効果がなくなります。
そのため、このクリーピーミノーのマイクロベイトパターンは、
5~10月くらいまでの期間が効果的。 それ以外の時期は見えるバスに投げても大抵無視されます(笑)
コードネームバスのような300gのルアーから、クリーピーミノーのような1g以下のルアーも必要になってくるのがバスフィッシングの奥深さ。
これほど振り幅が大きいゲームフィッシュもいないでしょう。
今回ご紹介した、霞ヶ浦おかっぱりでのマイクロベイトパターン。
単にルアーのサイズが変わるだけでこんなにも釣れるのか!と感じていただけるときが必ずあると思います。
ぜひお試しください♪
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