達人情報 霞ヶ浦水系 佐々木勝也 2022/08/29 秋の気配が漂うカスミ。横の動き=巻物ではない?+松本幸雄さんと三島湖釣行!

皆さんこんにちは。

佐々木 勝也です!

今週のカスミはフィールドに出ていた印象としては・・・「夏は終わったな」という印象でした。30度以上だった水温が今週は26、7度という状況で、夏らしいポジションから魚は少し減った印象です。とは言ってもまだ夏のポジションにも魚が居るため夏っぽい魚と秋の魚が混在している状況です。

秋の魚=横の動きであることは間違いないのですが、僕の中では秋=必ずしも巻き物という訳ではありません。横の動きを出せる釣りは巻き物だけではなく、ワームの釣りでもいっぱいあるのです。

その一つがシュリンピード、シュリンピードJrの高速トゥイッチ。

先日半日釣行した際には北利根川ではシュリンピードで1本、流入河川ではシュリンピードJrで2本キャッチしたのですが、最大の45UPをキャッチしたシュリンピードJrの使用法は「一切止めない」高速トゥイッチでのバイトでした。

「高速トゥイッチなんて初夏も夏もやってたじゃん」と思われてしまいそうですが、アグレッシブに動けていない真夏の魚には高速トゥイッチ後にフォールを交えて食わせることが多かったのに対し、秋っぽくなったイケイケモードの魚にはキャスト後ボトムまでフォールさせた後に「一切止めない」高速トゥイッチも有効になってくるのです。

動けてる魚には、止めてルアーを見せてあげずともそのまま勢いで食ってしまう魚も居るので、魚のその日のテンションを考えてルアーをアプローチしてあげるのが重要かなと思います。

冒頭で秋=必ずしも巻き物ではないと申し上げましたが、もちろん巻き物が効かないという訳ではありませんし、僕自身も秋はスピナーベイトなどは使用します。ただ、秋は巻き物をやれば良い!というように盲目的になってしまうと釣果が伸びないという落とし穴もありますので、秋=巻き物ではなく、秋=横の動きという考え方がベストだと思います。

そして別日は松本幸雄さんに乗せて頂き、三島湖へボート釣行!

いつも連絡をくださったり、よく船のバックシートにも乗せて頂いたりと、カスミに引っ越してきた直後から仲良くしてくださる大好きな先輩の1人です!

今回も幸雄さんの釣りを勉強させて頂くべく、ご好意で乗せて頂きました。

衝撃的だったのは幸雄さんのパワーミドスト

ヴァラップスイマー4.2インチに3.5gのジグヘッドを組み合わせたパワーミドストなのですが、幸雄さんは衝撃の55UPを含めグッドサイズをこの釣りで仕留めていました。

僕も幸雄さんの真似をさせて頂いてヴァラップスイマー4.2インチのパワーミドストにトライしたところグッドサイズ。

カラーは『ブルーギル』を使用してのキャッチでした。

シャッドテールでのパワーミドストと聞くと一瞬「???」となってしまいそうなのですが、アクションを見てみるとヴァラップスイマーはパワーミドストでの使用時にバチバチにロールが入っており、見た瞬間にこれは釣れるのも納得!という動きをしていました。

縦扁平の形状故に生み出されるアクションと感じましたし、これはカスミでも効きそうだな、と。この時季のカスミでは流入河川などにワタカなどの中〜大型のベイトフィッシュが入ってくるケースがあり、それを極太なナイスバスが捕食しているシーンをたまに目にします。そういったバスに対して効果的なのでは・・・と推測していますが、こちらも是非カスミで試してみたいところです。

その他三島湖ではシュリンピードも非常に有効でした。

縦ストへのフリーフォールで48センチ含めグッドサイズが食ってきてくれました。

手前味噌かもしれませんが、本当にシュリンピードはフィールド選ばず釣れてくるれるルアーだと思います。

写真のようにガッツリと丸呑みされてしまった場合は無理に引っ張ったりせず、エラ蓋からエラを傷つけないように注意しながらプライヤーを入れて外してあげましょう。時間がかかってしまう場合はバスを水につけつつ、しっかりとケアしながらフックを外せばダメージを最小限にしてリリースすることができます。

今回も幸雄さんの釣りを間近でみさせて頂き、本当に勉強になりました。幸雄さんありがとうございました!!

また、来週はカスミの情報を発信していきたいと思いますので、また来週是非このページをご覧になってみてくださいねー!

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