大津清彰 バス釣り真相解明 2022/8/31 Web初公開!ルアマガ本誌で公開となった、例のハードルアーで高滝ダム爆釣!

現在発売中のルアーマガジン本誌。

私の新連載、「バス釣りヘブンズ・ドアー」にて公開となったこのルアー。

クランキーダーター

先日、とあるルアーのテストで高滝ダムに行ってきました。

しかし状況としてはかなり厳しく、午前中はノーフィッシュという状況。

仕方なく14:00くらいからこのクランキーダーターを投げてみると・・・

恐ろしいほどの反応に!

結果、クランキーダーターを使用していた、たった2時間半で6本という爆釣劇。

なんとバイトはその2倍。

ルアーの出しどころ、食わせ方が自分の中でも確率しつつある現在、厳しい中アマガミをなんとか捉えモノにしていった感じでした。

高滝でのクランキーダーター

高滝でのクランキーダーター②

クランキーダーターは、34年前に発売されたティムコ初のオリジナルルアーです。

大型のアルミ製のメタルリップを搭載したこのルアー。

ルアーとの出会いや歴史などは本誌を見ていただきたいのですが、とにかく釣果が衝撃的!

バスの本能的な部分を刺激するルアーのためか、ビッグフィッシュの反応が特別良い感じを受けます。

バス釣りを長くやっていると、バスの反応が異常に良いルアーというものに出会ったりします。

スイムベイト・ビッグバド・ワッキーリグ・スモラバなどは、出た当時の衝撃的な釣果は忘れられないものでした。

まさにそのレベルに匹敵するルアーがこのクランキーダーターだったのです。

切れの良いアクションに加え、大型のメタルリップ!

特にアルミで出来ているこのリップ部分のきらめきが強烈にバスを刺激するようですが、詳細はバスに聞いてみるしか・・・。

初使用からそのインパクトは強烈で、マディウォーターから超クリアウォーターまで釣果を叩き出す凄まじい性能を持ったルアーでした。

私がクランキーダーターを使う泳層は表層から1.5m程度。

ボトムに当てず、見えるレンジで使用することがほとんどです。

ウエイトをあご下に、1~2g追加するのがオススメ。

カバー周りでゆっくりただ巻きするのが私の基本的使い方です。

デッドスローハネモノやビッグバドを水面から水面下で使用するイメージがわかりやすいかもしれません。

ゆっくりただ巻きしているだけで遠くからバスがすっ飛んでくる!

また、ワームでは見向きもしないバスをサイトで食わせるという、ハードルアーとしては信じられないほどの破壊力を秘めています。

メタルリップダイバーではD社のルアーが有名ですが、簡単に比較するとクランキーダーターのほうが軽いためレスポンスは高めといった感じです。

当然、泳層も浅くなります。

逆に、飛距離が出ないため、ベイトフィネスリールを使用することをお勧めします。

クランキーダーターの場合、クランクというよりも現在で言えばシャッドに近い動きです。

またリップ形状も細く長いためにジャークすると左右にしっかり飛ぶ!

ただ巻きでの強い水押し感や安定感、障害物回避性能はD社に及びません。

しかしクランキーダーターには、ジャークなどの小技が効かせやすいメリットがあり、バスが追尾した際のサイト戦になったときに、いろいろなアクションでバスに口を使わせやすいルアーとなっています。

そのため、見えるレンジで仕掛けやすいクランキーダーターが私にとって使いやすいルアーとなっており、結果的に釣果の出しやすいルアーとなっているわけです。

追ってきても食わない・・・

これはどのルアーにも言えることですが、クランキーダーターでも起こります。

そこで試してもらいたいのは「ゆっくりスピードアップする」「ジャークする」「何もせず同じ速度で巻く」この3つを試してみてください。

どれが効果的かはフィールドやその日の状況で変わっていくので何とも言えませんが、大体はこの3つを意識すればOK。

ほかにも応用技は様々ありますが、私も研究中ですので「これは!」というものが出てくればまた紹介したいと思います。

クランキーダーターが現在、改良を加え発売すべく鋭意製作中!お楽しみに!!

クランキーダーター改

それではまた!!

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