大津清彰 バス釣り真相解明 2022/9/7 秋雨前線を制するビッグベイト【フィニッシュブロー160】

利根川

先日、利根川へ行ってきました。昨年この時期、炸裂したプロトのビッグベイト【フィニッシュブロー160】でしたが・・・

今年はどうかとキャスト。

フィニッシュブロー1

結果、良い釣りをすることができました!

まさにこの時期に合わせて作ったビッグベイトがこのルアー。

通常、ジョイントのビッグベイトは、ピンスポットでじっくりドッグウォークさせるイメージを持たれる方が多いと思います。

私の場合、この方法は低水温期に効果を発揮する方法であると考えています。

秋のビッグベイトはじっくり見せてしまうと、むしろ白けるというのが持論。

また、アマガミにもなりやすい!

フィニッシュブロー160は着水点から逃がして本気食いさせるビッグベイトです。

基本的な使用法はシェイク巻き。

前側のボディが激しく動き、テール部分は少し動く程度を意識してください。

全体のボディ形状は、なるべく短い距離で速くたくさん動かすことを想定して作られています。

つまりこの動き、「野良ネズミの動き」なのです。

高速ドッグウォークで食わす…

野良ネズミが釣れる原理をビッグベイトに落とし込み、作り上げていったのです。

フィニッシュブロー2

この手のビッグベイトの中では異質な使用法ですが、確実にバスを狂わせる要素となっています。

野良ネズミでは出ないような状況、例えば風や波に強く荒れた時ほど破壊力が増していきます!

そんな魅力のある動きを表現するために、前側はプラスチック、後ろ側はワーム素材を採用しています。

フィニッシュブロー160製品

通常、ビッグベイトはハードボディになると動きのキレが良くなり、ワームボディは艶めかしく動くことが知られています。

フィニッシュブロー160は、アクションの要となる前側のボディはプラスチック、その動きを艶めかしく増幅させるための後ろ側はワーム素材を採用しています。

ハイブリッドボディならではの「キレがあるのに艶めかしい」動きにこだわったのがこのルアー。

この前後の動きをさらに複雑にするため、連結部分にスプリットリングを採用。

これによって、軽い力でもよく動くビッグベイトに仕上がっているのです。

秋のビッグベイトが効果的な状況ですが、まず秋雨の状態であること、そして小魚喰いのバスを探すことが重要です。

実は先日の利根川はまだまだどの場所もエビ依存が強く、8バイトあったにもかかわらず2本しか掛けることができませんでした…。

食べられていたエビ

エビに執着しているバスは吸い込みが弱く、出ても乗らないケースが増えてきます。

秋も深まってくると小魚喰いも増えてくるのですが、そんな時は同じ場所でも食い方が変わってくるのでわかります!

昨年食べられていたボラ

ビッグベイトはその種類と使用方法で年中釣れるカテゴリーです。

状況に合ったルアーとアクションで楽しみましょう!!


動画リンク:【フィニッシュブロー160】BIG BAIT = BIG BASS‼ ハイブリッドボディが生み出す、異次元の釣果

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