達人情報 霞ヶ浦水系 安江勇斗 2022/09/08 [稲渋襲来!]

こんにちは、安江です。

今週は風が強い日が多く苦戦した1週間を過ごしました。また、忘れていたあの時期が始まり時間を無駄にした場面もありました。

[稲渋襲来]
稲渋(いなしぶ)という言葉を皆さんもこの時期になるとよく聞くと思います。今年も影響のあるエリアを確認したので、どういった影響があるのか、対策の仕方をご紹介したいと思います。

[稲渋の影響]
まず稲渋とは、稲刈り後の稲の成分が流れ出た水の事をいいます。この水は酸欠を引き起こすと言われていて魚に対して深刻な影響を与えます。 2019年にはこのタイミングで記録的な大雨が重なり、魚の大量死に繋がりました。

溢れそうになる横利根川。稲渋の時期には強いイメージのエリアですが、かなりの田畑からの水が入ったのか?この後魚が大量死した。

バスに対しては低活性状態を引き起こし、口を使わせにくくなると思われています。

[稲渋対策]
稲渋の影響を受けているか、分かりやすく判断する方法があります。

レンギョが酸欠で死にかけている、もしくは死体が浮いているエリアは危険信号なので深追いはしないようにしましょう。

代掻きの時のような白濁りや赤茶色など水の色でも判断できます。 例年同じエリアが影響を受ける為、覚えておく事も大事です。

[巻物が活躍]
釣果の方は 北利根川、外浪逆浦、常陸利根川エリアで風の力を利用して食わせる巻きの展開が面白くチャターベイト、スピナーベイトの展開が好調でした。

風の吹き始めや程よい風当たりを求めて巻くという釣りです。

巻きの展開の合間に打ちでも。

巻くにしても打つにしても、風の当たり過ぎや前日の夜まで強い風が吹いて当たっていたエリアなどは底濁りが入り厳しいです。。

風強いこの頃、前日の天候までチェックする事が大切だと思いました。

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