相模湖 さて、今回はテストがらみで1か月ぶりの相模湖へ。
魚の動き自体は夏と秋の境目といった動きで、浅い場所から深い場所までバスはいる感じです。 ワカサギの多い場所の岸側で多くのバスがフィーディングしていました。
たとえワカサギが多くとも、あまり沖になってしまうとウグイばかりになってしまうという状況。
ブレードアラバマ・キャリラバ3/8oz.+スーパーグラブ・ダイラッカ・スーパーリビングフィッシュ3のワインドと・・・ 正直、様々なルアーで合計13匹キャッチすることができました。
ダイラッカ しかし今回、最も火を吹いたアイテムが
ステルスペッパー70Fを使用したキャロライナリグ!! こちらで7匹キャッチ!
ステルスペッパーのキャロ ステルスペッパーをキャロで使用する・・・。
このテクニックの始まりは諸説ありますが、西湖・河口湖のディープを攻略する通称「ステキャロ」を始まりとする説と、野尻湖のスモールマウスバスを攻略するのが始まりとする説があります
私も長い間、特に秋のバスを攻略するテクニックとして使用。
H-1GPX片倉ダムで3位になったこともあるテクニックです。
そんな昔から何故かワームよりよく釣れる(?)謎のテクニックとして使用していたのですが・・・
このキャロステルスのスペシャル感を実感し始めたのは、ライブスコープを使い始めてから。
画面上に見ると、とにかくバスの反応が異常に良い!
ワームに見向きもしないバスが次々に追尾、バイトしてくる映像は長年、釣果よる経験則でしか語れなかったこのキャロステルスのパワーを実感するには十分な証拠でした。 そして当然、ライブスコープが無くても同じことが水中で起きていたということです。
しかもキャロステルスの最大のキモは
中層ではなく、ボトムスレスレを引くこと。 ライブスコープ上ではボトムと一体化してしまうため、結局ライブスコープを見ることなく攻めていくことが重要となるテクニック。
結局、誰でも簡単に釣れるテクニックがキャロステルスなのです。 このキャロステルス用に開発したといっても過言ではないアイテムが、2年前開発したこのステルスペッパー70F。
ステルスペッパー70F もともとこのテクニックはシンキングモデルを使用していたため根掛かりが多く、しかもフォール中に絡んでしまうトラブルがありました。 ステルスペッパー70Fは、それら解消するため開発されました。 使い比べていただければその使いやすさに驚くはずです!
キャロステルスを引いているとき、シンカーが下、ルアーが上を泳ぐ形になるので根掛かる心配がないのです。
また、極端な低速での使用も可能になり、
70Sには不可能なワームを使うようなズル引きにも対応。 ズル引きならワームでいいんじゃないか?と思われがちですが、ペラが低速でも回転するこのステルスペッパー70Fのパワーは凄まじく、何故か釣れるスペシャルなテクニックの一つです。 ではなぜステルスペッパーがこれほどまでにディープで効果的なのでしょうか??
理由はよくわからない部分が大きいのですが・・・
実は
「音」によるアピールが強烈に効いているのではないか?というのが私の考えです。
金属が高速回転するスレ音は、水槽でテストしてみるとその大きさに驚くほど。
このプロップベイトのスレ音が効果的という説を唱えている方をほかにも耳にしたことがあるので、やはりその音が釣れる本質的な部分なのかもしれません。
さて、そんなキャロステルスのタックルですが
★タックル★ ロッド:フェンウィックLINKS-CT 65SLP+J リール:ヴァンキッシュ2500S ライン:リアルデシテックス0.4号(LDLフロロ2号を70cm程度) シンカー:3.5g~60g リーダー: LDLフロロ2号 50~60cm程度 ルアー:ステルスペッパー70F となります。
特筆すべきは
使用するウエイトの多彩さでしょう。
キャロステルスはバイトの多いスピードが、使用するフィールドとコンディションで激変します。
また
水深2m程度の場所から20mのディープまで探ることができるテクニックだからです。
今回の相模湖で使用したウエイトは5g。
超低速が効果的だったこと、探るレンジが3~7m程度だったため、5gで対応しました。
ボトムスレスレをゆっくり巻く、もしくはボトムでズル引きする方法が効果的でした。
フラットや岩、小枝の多い場所やブレイクにはめっぽう強いこのキャロステルス。
房総リザーバーでありがちな、立ち木では流石に根掛かってしまいますが、そんな時は
キュアポップクランクFを使用したキャロクランクになるのですが、それはまた後日・・・。
キャロステルスに反応した、ナイスフィッシュ --------------------------------
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