大津清彰 バス釣り真相解明 2022/10/19 一か月ぶりの相模湖!やはり秋はブレードアラバマが強かった・・・

さて、今回は一か月ぶりに相模湖へ動画撮影ロケに。

特に内容は決まっていなかったのですが、いろいろやれば釣れるかなという甘い考えで行ってみましたが・・・

正直、厳しい。

今の相模湖は本当に難しいと感じました。

場所もルアーもコンディションにぴったり合わないと反応すらない・・・。

先月、ステルスペッパー70Fを駆使し、13本も釣ったあの旧橋脚~アイネあたりもすっかり落ち着き、特にパワーを感じない状態。

あの時入れ食いだったウグイですらテンション低め。

とにかく久しぶりなので状況もわからず、とにかく湖を一周。

感触としては水温低下?の影響からか、全体の活性は極めて低く、その中でも仕掛けられるような場所はさらに少ないと感じました。

そんな中でも天水から貝沢までのいわゆる北岸エリアは、比較的バスたちの動きが良いように感じました。

それ以外のエリアは、バスたちがほとんど動いておらず・・・

バスが動いていないエリアでは、爆発的な釣果はほぼ期待できないので、最終的には北岸に絞って展開を進めました。

いろいろなルアーで反応を見ながら探っていきますが・・・

とにかく圧倒的に食わせやすかったのは秋の定番、ブレードアラバマ!!

ブレードアラバマフィッシュ

最近は、真ん中のルアーはローリングハーケン93Sを使用しています。

へカート7に比べ、やはり柔らかい部分があるためなのか?こちらの方が食いが良いような気がします。

ただしこのローリングハーケン93S、もともとある程度速い速度で巻き、超ハイピッチなテールアクションを追求したルアー。

あまり低速で引くとテールが動きません。

そのため低速で巻くような春のブレードアラバマでは、へカート7のようなルアーが良いでしょう。

どちらもリップの力にアクションが依存しないタイプで、私はこういったルアーのほうが好みです。

ブレードアラバマフィッシュ②

ブレードアラバマなら、とにかく釣れる・・・。

時折、アクセント的にステルスペッパーのキャロやリンキンシャッド3のワインドを織り交ぜていく方法でもキャッチ。

ステルスペッパーのキャロ

ブレードアラバマは、相模湖の有名な大会では使用が禁止されてます。

そのため相模湖の猛者と言われている方たちが使用していないブレードアラバマですが、使えばこれまたとんでもなく釣れるルアー。

これを使ってしまうとワームを使う気がなくなるくらい、秋の破壊力抜群!

実はこれはこれで使い込んでいくと奥が深い!っというか、ある程度投げている人も多くなったので、状況に合わせて調整していくことが最も重要です。

今回はジークラック社のステルスセブンの周りに3.5gのOSPウィップシンカーを取り付けたものが良かったです。

もっと重いものや軽いものは反応が鈍かったですね。

またこの日は、カーブフォールが最大のキモで、下方向に向かって壁に沿って落とし込んでいく方法が最も効果的でした。

ブレードアラバマフィッシュ③

何故落とし込みが効果的かというと、バスの泳層が浅いからです。

これはバスフィッシングの基本的な私の考え方になるのですが、バスの泳層が浅い場合、下方向に落とし込むルアーが良く、逆にバスの泳層がボトム付近の場合、上方向に誘うルアーが効果的になります。

そのため夏はフォールメイン、秋はピックアップバイトが増えるわけです。

これは浮袋の膨張と収縮によるものである可能性があると私は考えていています。

この日は合計10本釣って終了!

結局、朝と夕方、特に夕方のパワーが最も感じられる一日でした。

ブレードアラバマの細かな紹介ですが、次号ルアーマガジン本誌「バス釣りヘブンズ・ドアー」で紹介いたします!お楽しみに。

★タックル★
ロッド:フェンウィックLINKS610CMHP+J(プロト)
リール:フエゴCT103SHL
ライン:FCスナイパー18lb.
ルアー:ジークラック社ステルスセブンにOSPウィップシンカー3.5g+コーモランブレード#2.5 ローリングハーケン93S

ブレードアラバマフィッシュ④

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