フカベイト考察



2022/9/26


起立、礼、お願いします!

着席!

ルアマガモバイルの皆様、

ルアマガプライムの皆様、

こんにちは。

爆買いマシーン・ティーチャー大場です。

まずは近況報告。

9月1日に行われた陸王モバイル第2戦!

仙石快vs加木屋守 in倉敷川・笹ヶ瀬川水系!

大雨によるフル満水&流れビタ止まりという過酷な状況の中、両選手奮闘してくれましたが…

残念ながらノーフィッシュのスコアレス・ドロー(引き分け)。

今年の決勝は1名少ない2名でのタイマン対決になるかと思われました。

が!!

後日、加木屋・仙石両選手がなんと東京の内外出版社までやって来て、再戦希望の直談判!

おふたりの陸王に対する熱い思いに、我々ルアマガスタッフの心が動かされました。

再戦にあたっての諸課題も解決でき…

10月20日再戦決定!

気になる対戦フィールドは続報を待つべし!

閑話休題。

さて、そんな先日の陸王モバイル、動画カメラを回していた私ティーチャー大場の目に気になるルアーが。

ジョイントフカベイト(ノリーズ)

加木屋・仙石両選手が、まるで示し合わせたかのように同じエリアの同じコースにキャストしていたのには驚きました。

それだけ両選手が信頼を置くルアーパワーを持った今、旬のルアー。

バスだけではなく人間も惹きつける魅惑的なアクション…。

ほ…、欲しい!

爆買いマシーンの名に恥じぬリアクション・メルカリ購入。

比較的良心的な価格でゲット。(上)フカベイト(下)ジョイントフカベイト

カラーはブラックが人気かと思いますが、グリーングラックカモもなかなかイケてます。

さて、この2種類のフカベイト、実際に使ってみると、ジョイントの有無による見た目以外にも結構違いがありました。

①素材の違い
まず素材が別物です。オリジナルがウッド素材のハンドメイドであるのに対し、ジョイントフカベイトはABS(プラスチック)製。

ABS製により量産可能で価格もオリジナルの半分以下です。

オリジナルフカベイトにはノリーズのハンドメイドウッドプラグを意味する「ベジテーションシリーズ」の刻印が。

②アクションの違い
大型ブレードによってボディ後部が縦方向に揺れ、円形の波紋を出し続けながら直進する「フカフカアクション」が特徴のフカベイト(タテ波動)。

フカベイト専用のフカブレードがボディを沈み込ませ、タテ波動を発生させる。

オリジナルの方はジョイントがないので、ボディ前方がダイレクトにブレードの力を受けて左右にロールします。

タテ波動を生んでいるのはボディ後部のようです。ジョイントがないのでブレードが規則正しく動きやすく、アクションも安定していました。

一方、ジョイントフカベイトはボディが分かれているので、ブレードの力の伝達がオリジナルとは異なり、前部がロールというよりは左右に首を振りながら浮き沈みをするような複雑なアクションになります。

ブレードが左右に振れる動きは、ジョイントがあるためオリジナルよりも不安定になりやすいと感じました。

オリジナルフカベイトとは異なるアクションを生み出すジョイント機構。

③巻き速度の違い
ブレードがボディに当たって干渉しない巻きスピードが釣れる、というメーカー推奨のリトリーブを試してみました。

オリジナルはゆっくりとデッドスローで巻くとブレードがボディに当たらずに規則正しく左右に振れてアクションさせることができました。

少しでも速度を上げるとブレードがボディに干渉してカチカチと割と大きな音が出ます。

ジョイントの方は、メーカーの説明の通り、ごくわずかですがオリジナルよりも速く巻けました。

速めに巻いた時は、ジョイント機構により可動域が大きいため、ブルンブルンと大ぶりなブレードのアクションになっていました。

個人的には、ウッド素材&非ジョイントでアクションのレスポンスと安定性が高いオリジナルフカベイトが気に入りました!

フカバイトを早く味わいたい今日この頃!

それでは!

起立、礼、ありがとうございました!

【今回のお買い物】
フカベイト(リアルブラック)/ジョイントフカベイト(グリーングラックカモ)[共にノリーズ]
●全長:122ミリ/127ミリ
●自重:35グラムクラス/44グラム
メルカリで購入

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