金森隆志 JUKE BOX 2022/12/28 ルアーを作る過程を知りたい。どうやってカタチにする? 後編

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

今回は早くも年内ラスト!ってことで、2022年は振り返らず(笑)、前回の質問の続きをいきましょう!

【質問】
ルアーを作る過程を詳しく聞きたいです! アイディアをどうやって形にして、製品にしていくのか。カラーやパッケージなど、いろいろなことを決めていくと思うのですが、その裏側を知りたいです。

中身も外身も大事なのがルアー。性能を感じさせるデザインって意外と難しいです。

まずは前回を振り返ると、レイドジャパンのルアー(アイテム)は、基本コンプレックスとストレスから生まれるということでした。

それでパッケージ。

パッケージって、ルアーが良ければなんでもいいじゃない!?みたいなイメージがありますが、実は意外と重要です。

意外というか、かなりですね。

パッケージの色が悪いと製品が良く物には見えません。

パッケージのデザインが悪いと手に取られにくくなってしまいます。

パッケージが大きすぎると、小売店さんに嫌われます(笑)。

最後のはちょっと裏側っぽかったですが、色、デザイン、大きさなど、そのメーカーの象徴、凝縮されています。

ルアーを見てパッケージまで思い出せるようであればそのデザインは大正解です。

たとえばワームをより良く見せようとすると、パッケージのカラーは薄いか濃いかの二択になります。

そういう意味で無難なのは黒ですね。

ただ黒だとブランドイメージがあるから単純に黒にすればいいってこともない。

イメージカラーがありますからね。

それをどうデザインに乗せるのかとか、悩ましい問題だったりします。

意外にも製品よりも時間がかかる部分だったりして。

でも買ったらヘンな話、必要ないトコロですからね。

ただパッケージとかタグとか、そういう細かいところにどれだけこだわれるかは、ブランドの大事な部分だったりします。

ブランドロゴはもちろんですが、レイドジャパンを感じさせるデザイン、カラー、書体、そういうモノは大事です。

だからお店でそういうところに注目してもらうのも面白いかもしれませんね。

まぁまぁ、そんなところはど~でもいいからもっと安く提供してくれ!ってのも分からなくないし、正論です。

ただ、なんでも切り詰め切り詰めで、パッケージなんか不要だ!ってなると、最終的には買うことが楽しくなくなるんですよね。

ルアーに限らずですが、パッケージを開けるときってワクワクしますよね。

買うこと自体が楽しいみたいな。

まさしく僕自身がそうなので、レイドジャパンとしてはそういうところを大事にしていきたいなと思っています。

というレイドジャパンの物づくりの裏側、チラ見せでしたが、いかがでしたでしょうか?

楽しんでいただけたら幸いです(笑)。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!

また来週!

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