達人情報 霞ヶ浦水系 佐々木勝也 2023/01/09 2023年初バスとカスミのワカサギ漁獲量

皆さんこんにちは!

佐々木 勝也です。

先週の更新時はまだ1/1だったので、初釣りには行けてなかったのですが、今週は初釣り含め2回ほどカスミに行ってきました。

初釣りは2バイトノーフィッシュで終わってしまったのですが、1/8(日)の朝一の釣行で無事2023年の初バスをキャッチでした!

サイズは40ちょっとくらいですが、初バスは何センチでも嬉しいですね!

霞ヶ浦本湖の水深30〜50センチ程度のシャローエリアで食い上げて来てくれました。真冬のシャローゲームはやはり痺れますね!

ルアーは安定のスティーズスターリングシャッド3.3インチのアラバマ!

昨年の今頃はアラバマも全然効かなかったのですが、今年は昨年の今時季よりも水温が平均すると約2℃ほど高いので効いてくれています。

とは言え、真冬であることには変わりないのでバスの口は真っ赤に口紅していました。

潮回りもちょうど大潮ということもあり、朝一などの美味しい時間帯ではワカサギなどのベイトフィッシュが無風でも比較的岸に寄ってくれていました。この冬から春にかけての時季は潮回りでもベイトの動きが大きく変わる・・・つまりバスの動きも変わるということなので、潮回りも見ながら釣行していくとベイトの動きがイメージしやすいかと思います。

ベイトフィッシュのお話をさせて頂きましたが、カスミの低水温期のベイトフィッシュと言えば、ワカサギ、シラウオです。シラウオよりも明らかにワカサギの方がビッグフィッシュがリンクしやすく、ワカサギの動きや量などはビッグフィッシュ狙いにおいては、重要な情報になります。

恐らく毎年熱心に釣りをされている方は、ここ数年ワカサギが驚くほどに減っていることに気が付いているかと思います。

僕自身、どれだけワカサギが減っているのか気になっていたので、この機会に調べてみました。

出典:茨城県ホームページより

茨城県のホームページからワカサギの漁獲量(霞ヶ浦と北浦)抜粋させて頂きましたが、かなり減っていますね・・・。

近年では、
・平成30年-霞ヶ浦:92t、北浦:6t、合計:98t
・令和1年-霞ヶ浦:118t、北浦:1t、合計:119t
・令和2年-霞ヶ浦:72t、北浦:1t、合計:73t
・令和3年-茨城県全体で36t
(県全体の数字しかまだ出ていませんがほとんどが霞ヶ浦だと思います。どちらにせよ減っていますね)

ここ1、2年で非常に減り方が大きく、昨年の令和3年に至っては、2年前の3分の1の水揚げになっています。釣り人が体感するワカサギが減っているという感覚は、こうやって数字で見るとよりリアルに感じますね・・・。

令和3年の漁獲量から考えると今年、令和4年はもっと少なく恐れがあると思います。ワカサギパターン自体は少ないながらも機能するとは思いますが、どのエリアでもワカサギを見かけるということはなく、多いエリアには居るけど、少ないエリアには居ないという現象が顕著になるかと思います。冬場でもワカサギの動きはもちろん把握出来るので、春に良い思いをしたい!!という方は冬場も足繁くフィールドに出向き、ワカサギの多いエリアを把握しておくと、春の1発目のデカいのが動き出したタイミングで自分だけ良い思いができる!ということも大いにあり得ると思います。

とは言えワカサギの漁獲量は毎年増減があって当たり前なもの!というのは画像の平成14年からの漁獲量資料の通りなので、必ずしもこの想定が正しいとは限りませんのであくまでも参考程度に・・・ということでお願いしますね!

それでは今週はこの辺で。

また来週お会いしましょう!

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