金森隆志 JUKE BOX 2023/1/24 デカバスをバラして悔しい思いをしたことは?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

まだまだま~だ寒い毎日ですが、今回はみなさんの釣り人マインド(モチベーション!?)を高めるべく、こんな質問に答えてみましょう!

【質問】
先日、デカバスをあと一歩のところでバラしてしまい、かなり悔しい思いをしました。確実に自己記録級。しばらく思い出してしまうほど、引きずりました。金森さんも、そんな悔しいバラしをしたことはありますか?

悔しい思いをするからこそ成長できる。まさに失敗は成功のもとです。

あります。

幾度もあります。

幾度も幾度もあります(笑)。

先だっての陸王決勝でもありましたが、それは本誌にて。

まぁ言ってしまえば、でかバスってバレやすいです。

だからこそでかバスです。

その理由、エレメントは多々ありますが、ひとつは堅い。

口、特に口の中も含めてでかバスはトータルで口が堅いので、フッキングになにかしらのマイナスがあるとかかりが悪くなります。

それこそルアーを丸飲みするくらいの本気のバイトであれば問題はありません。

ですが、これがバレやすいもうひとつのエレメント、でかいほど賢いので、どうしても疑ってバイトしてくる。

吸い込みが甘いとかついばむだけとか。

頭が良いのでそういうことが多い。

あとは個体差や季節による差もありますが、逃げ方、走り方が上手です。

急に釣り人側にダッシュしてきて、ラインスラックを回収できない状態でエラ洗いをするとか。

そのまま突っ込んで何かに巻かれるとか潜られるとかとか。

これもまぁ賢いってことですが、やはり質問にあるように、でかバスは往々にしてバレやすい。

だからこそ獲れたらうれしいんですよね。

なので、普段からのバス釣りの所作、アプローチ、ファイト、ランディング、立ち位置などが積み重なってキャッチ率に繋がると思います。

まさに息を吸うように体が動くようになれば本物です。

そこまで神経質に気にしなくても釣れるときは釣れますが、普段から意識せずそうした細かい所作をやれている釣り人と、雑にやっている釣り人では同じ10回のチャンスでもキャッチできる回数は違うはず。

たとえば10回中前者が8本と後者が5本。

まぁ3本ならいいやと思うか、3本でも多く獲りたいと思うか、釣り人としての資質の差でもあるでしょう。

あとはバラした時の状況をどこまで理解して次に繋げられるか。

かけた距離が遠いからフッキングパワーが届かなかったとか、PEなのにフルドラグでフッキングしたから身切れしたとか。

原因が分かれば対処の仕方はあります。

もちろん対処しようと努力しないとダメですが。

単にラッキー、アンラッキーで済ますのではなく、悔しいと思ったらやはりその原因を突き止めて次に同じシチュエーションになったら確実に獲れるようにする。

悔しい魚は夢にまで出てきますからね。

あぁあのでかバスも(笑)。

と、あまり長く引きずっても不健康になるだけなので、スパッと忘れることも大事です。

でもその前に、次はどうするかもしっかり考えるようにする。

バス釣りは考えるほど面白いです。

準備、実行、後始末では後始末を大事にしましょう!

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!

また来週!

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