大津清彰 バス釣り真相解明 2023/1/25 相模湖へ!真冬のX-day、12本キャッチできた状況を読み解く

さて今回は、急激に状況が上向いたと噂の相模湖へ。

14~15日に降った暖かな雨と南風の影響で、水温が急上昇!

私が行ったのはその2日後。

その段階でも水温は9.4℃!

1月の相模湖としては驚異の水温です。

どうやらこれがきっかけとなり、バスたちの活性が急上昇した様子。

実はこのような爆釣真冬のX-dayは、相模湖ではまれに起こることがあり、ほぼ水温の急上昇が引き金になっています。

冬に暖かな雨+南風となった場合、相模湖は絶対に何かが起きる!

そう思っていても良いかと思います。

個人的には当日よりも翌日あたりが水温上昇の影響を受けやすいと思います。

その恩恵を強く受けるのが、いわゆる桂川筋の【上流部】と言われるエリアです。

本湖よりも水温上昇の影響を受けやすく、バスたちの活性も上がりやすくなります。

今回は、日相前〜境橋までの間で釣りました。

この日は本当に狂喜乱舞の一日でした。

シャローでは複数のバスが回遊、沖では15匹前後の子バスのスクールが多数!

正直、ハイシーズンよりもバスが動いているのではないか?と思うほどバスたちが活発に活動していました。

釣り方も様々で、午前中はシャロー回遊のバスをトラファルガー5のピクピク!

トラファルガー5

トラファルガー5のピクピクセッティング

残念ながら、トラファルガーでは3バイト1フィッシュ・・・。

他には、スーパーリビングフィッシュ4インチのミドスト、HPミノーのスイベルキャロ、ワインドと、適材適所でルアーを入れていくとバイトが連発。

多数のミスもありつつ、12本キャッチ。

スーパーリビングフィッシュ

HPミノーのスイベルキャロ

今週は寒波到来。

ただ、水温上昇のきっかけがあれば、バスたちは同じように動くはず。

ぜひチャレンジしてみてください!

さて、そんな釣果に味をしめ、その三日後にもう一度相模湖へ。

今回はがっつりテスト目的。

あれだけ釣果が出れば、いろいろテストできるはずと思い、相模湖へ。

っが、水温は8.2℃・・・。

先日より1℃減少。

これはちょっと危ないかな・・・と思いましたが、案の定釣れない!!

あれだけいた子バスのスクールは消滅。

その代わり、ウグイが元気に。

シャローに見えバスも一切おらず、むしろ先日の爆釣真冬のX-dayの反動で逆に難しくなっている感じを受けました。

先日良かった大曲周辺はノーバイト・・・。

嘘でしょ・・・。

仕方なく様々な場所をランガン。

そしてライブサイト・・・・。

弁天橋の左岸壁にプロトワームを投げると2匹出てきた!

映像上、どう考えても55cm前後の魚体。

『こういう魚は食わないんだよなぁ~』なんて考えていたらなんと食った。

57cm、3,745g!

まさに真冬の相模湖モンスター!!

長さは自己記録タイ、ウエイトは自己記録更新となる巨体!

テストとしては最高の結果となりました。

何もないただの壁なのですが、最近の相模湖、ライブスコープの普及で沖のレイダウンやわかりやすい岩などの場所のビッグフィッシュはなかなか食わなくなってきています。

目に見える場所はなおさらです。

むしろ、肉眼でもライブスコープでも映りにくい岩盤のえぐれ等にビッグフィッシュが潜んでいると感じており、そういった場所が一つのキーエリアになっていると感じます。

場所は大場所。

流れと地形変化を読み解き、一級場所を探しバスを探す形ですね。

そう考えると弁天橋周辺は地形変化に富んだ場所です。

岩盤から変わり、反転流によるフラットが形成される場所で、しかも橋によるシェードも1日中できている。

右岸左岸ともに一級場所であることがわかります!!

さて、その一本をヒントにランガンしていきますが・・・

見に来るが食わない!!

たしかに先日とは異なり、40cmくらいまでのバスは追ってこないのですが、そのかわりビッグフィッシュが追ってくる。

しかし結局モノにできず夕方に。

夕方になると、さすがにバスたちの活性が上がってきた!

リンキンシャッド3のスイベルキャロ

スイベルキャロのキモは以下を参考。
http://blog.livedoor.jp/tpfs_soaring/archives/38166117.html
https://tsukuikoopen.web.fc2.com/tot2023-1st.html

ワームの動きにキモがあるのですが、ミラージュスティックⅡとHPミノーはそれが秀逸!!

特に相模湖のスイベルキャロはprofessor石川さんが編み出したとあって、ミラージュスティックⅡは相性抜群です。

自社ルアーでも何かないかなと新旧あらゆるワームを試してたどり着いたのがこれ。

リンキンシャッドのスイベルキャロ

リンキンシャッド3。

これは高速巻きで良く動く!絶妙な形状で、なんとチョン掛けでも回転せずまっすぐ尻尾を振って動きます。

こちらで夕方2本キャッチ。

なお、ミラージュスティックⅡとHPミノーの中間的な動きに当たります。

ミラージュスティックⅡはぶるぶる良く動き、HPミノーは超細かく動く!

私もリンキンシャッドのセッティング等研究していきたいと思いますので、良いセッティングが見つかったらこちらでご紹介いたします。

ちなみに、ノンソルトモデルでないときっちり動きません!!

高速巻きはシビアな世界です。

っということで苦しみながらも3本のバスをキャッチ。

まぁ今回は57cm、3,745gが釣れたので良しとしましょう!

ではまた。

★使用タックル★
ロッド:フェンウィック LINKS-CT 60SULP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:スーパートラウトエリアインフィニティ 0.3号
ルアー:アクアウェーブ スパーク40+A.W.ロックヘッド3g #6

ロッド:フェンウィック LINKS-CT 60SULP+J
リール:セルテート2004H
ライン:エックスブレイド リアルデシテックス0.4号+LDLフロロ2.5X (1.75号)約70cm
ルアー:トラファルガー5 表層ピクピク

ロッド:フェンウィック ACES64SULJ
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:ガノアアブソルートAAA 3lb.
ルアー:スーパーリビングフィッシュ4 Vividワカサギ

ロッド:フェンウィック LINKS-CT 60SULP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:ガノアアブソルートAAA 4lb.
ルアー:0.6gスイベルキャロ(HPミノー3.1&リンキンシャッド3)

--------------------------------
※大津さんへのメッセージ、この連載のご感想を受け付けております。メールの件名を「大津さんへ」としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!!

inquiry@lmg.jp

0

コメント

ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。

もっとみる