大津清彰 バス釣り真相解明 2023/2/1 相模湖の近況報告

さて、今回も相模湖に行ってきました。

相模湖

依然、朝晩の冷え込みが厳しく、水温はどんどん低下しています。

相模湖は、1月上旬までは秋を感じる反応を見せるのですが、毎年この時期から2月10日くらいまでが、相模湖本当の冬といった感じとなります。

2月中旬を迎えると、水温が上昇傾向になり、またワカサギの接岸が本格化するので比較的釣りやすくなってきます。

10時30分の秋川屋前

秋山川は強烈な冷え込みで水温2℃台。

日によっては結氷しているので、エンジン船で氷を割ってからでないと出船できません!

なお、この日は日相前で5.4℃、大曲で6.4℃、本湖は6.8℃といった感じ。

今回、水温が下降傾向である桂川筋ではなく、本湖に行ってみました。

結果としてはあまりにも無!

北岸から一二三、青田ワンドまで見ていきましたが、ワカサギ以外の魚が全く動いていない感じ。

唯一、青田ワンドの奥左壁付近は生命感がありましたが、食ってくるような感じではありませんでした。

ワインドで探ってみましたが追いません!

今思えば、この水温なのでダウンショットやボトムのジグヘッドなどが良かったかもしれません。

ライブスコープの普及によって、バスたちはかなり水温が低くてもルアーを追うことがわかってきました。

しかし、7℃以下でしかも下降傾向の水温になってくるとほかの生物同様、餌を食べずにじっとしている個体ばかりになってきます。

こうなるとワカサギレイクでも、目の前に来るエビ系を捕食する個体が増えるのですが、やはりこんな時は素直にボトムの釣りがよいと感じています。

そんな状態で本湖を回りますが、完全に失敗したといった感じ。

仕方なく、午後から川方面へ。

こちらに来ると水温は本湖より低いものの、圧倒的に魚が動いている!

ウグイ・ニゴイが良く動いていて、レイダウンにレイジースイマーを入れると、モンスタークラスのバスも追ってくる状況(食いませんが)。

やはりこの時期は、本湖より川筋が強いですね・・・

改めてそう感じました。

この時は、浚渫船が秋山川から出てすぐの場所を掘っていました。

その濁りが日相園に入っていたのですが、その濁りの影響か?ワカサギが表層付近に群れているのを確認できました。

ただ、バスはついていないようでしたが・・・。

時間帯によっては表層もアリかもしれません。

その後弁天橋から境橋までに数か所、バスが溜まるスペシャルな場所を発見して粘ってみましたが・・・

無!

意外にも深すぎる場所は厳しく、水深2~3m前後にいるバスの動きが活発でした。

レイジースイマーとスーパーホバリングフィッシュのホバストが最も好反応でしたが、食わせられず。

流石に水温が低すぎるためか、スイベルキャロやワインドは全く反応を得られませんでした。

スイベルキャロ

スイベルキャロはメインラインの余り糸にガン玉をつける。

そうすると、ウエイトの調整が簡単になります。

夕方はチャンスがあるはず・・・

そう考え粘りましたが、夕方になるにつれ魚たちの活性もさらにトーンダウン。

この日はノーバイト。

何もなく終了となりました。

悔しい・・・。

船を片付けた後、その日唯一秋川屋さんで釣っている方の話を聞くと、ボトムでのジグヘッドの釣り、いわゆる「ボトスト」的な誘い方。

やはりボトムでじっくりゆっくり誘うのがキモだったようです。

っというわけで厳しさMAXの相模湖ですが、この時期はモンスタークラスが比較的良く釣れる時期なので期待したいところです。

さて、次回も相模湖に行く予定。

どうなることやら・・・。

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