さて、今回も
相模湖へ。
1月下旬から2月中旬くらいまでが、相模湖は本当の冬と言われる時期。
訪れるアングラーも極端に減り、湖上で見かけるのは大体業界人といった感じ。
ボート屋さんから「今日は大津さんだけだね」っといわれると、冬だなぁなんて感じたりします。
され、そんな中、撮影にやってきました。
2023ルアー新製品のアクション撮影です。
★ティムコ2023新製品はこちら★ https://www.tiemco.co.jp/newproduct_lure/ これらは随時アップ予定ですのでお楽しみに!
さて、朝と夕方は本気で釣りこんでみました。
いろいろやってみましたが・・・
結局コレ!
スーパーリビングフィッシュ4インチ スーパーリビングフィッシュ4インチのミドスト!!
冬から春にかけての王道ですね。
折角なので、今回は相模湖ミドストのキモをご紹介したいと思います。
抑えるべき基本はこの3つです。
・岩盤沿い ・カーブフォール ・バスから見つけてもらう ・岩盤沿い まずこの岩盤沿いに関してですが、実は超大切。
ボートを岸に寄せ、平行にキャストしてください。
壁際を泳いでいるワカサギをイメージして引いてください。
壁→ルアー→バスの位置関係が作ることが重要です。
これはトラファルガーを含めた表層の釣りでも非常に大切なことなので覚えておくと釣果に結びつくと思います。
バスが壁にワカサギを追い込んだような位置関係を作ってください。
また、相模湖にはサンドフラットをはじめ、様々な場所がありますが、まずミドストで攻めるべき場所は岩盤です。
その中でも越冬場所が近く、反転流が起こるやや浅い場所を選ぶのがキーポイント。
岩盤が終わるあたりで5m以内の場所を選ぶのがキモとなります。
具体的には大曲周辺、日相前の岩の壁、吉野、天水~国道下あたりになります。 余談ですが、この壁に沿ってミドストするのは、ライブスコープとは相性最悪で、何も見えません!
そのためミドストは、完全に魚探が無くても問題なく釣れるテクニックなのです。
・カーブフォール 実はこれができていないと、バイトがなかなか出ません!
キャストして、その直後からミドストを開始してください。
最初からバスの目の前に落とし込むようなことをしてしまうと、バスは完全に白けてしまいます。
あくまでも、中層を無防備に移動するワカサギを演出してください。
斜め45度くらいでカーブフォールしながらミドストする感じで良いと思います。
結果、リールのハンドルは糸ふけをとる程度。
そのまま落とし込んでいき、ボトムに着いたらリールを巻きながらミドストしてください。
1キャストにじっくり時間をかけ、一定のリズムで真下まできっちり引いてきてください。
バイトははっきり出ないため、違和感があったらあわせる形になります。
・バスから見つけてもらう この意識がミドストでは最も大切な心構えです!
中層を無防備に泳ぐワカサギをイメージしてください。
イメージしやすいのは表層i字系かもしれません。
放置や超デッドスロー巻きしていると、いきなりバスが浮上してきますがそれと同じイメージです。
ミドストは見えない分、不安になりますが大丈夫。
バスは想像以上に眼が良いため、半径3mくらいは余裕で見えていると考えてください。
ルアーに興味があれば寄ってきますし、興味がなければ無視します。
一定のリズムでロールさせ続けると、気になってバスが見に来てしまう・・・
そんな感じです。
ミドストは最弱の巻物に分類されると私は考えています。
したがって、
同じ場所に投げ続けても効果は薄く、ある程度広い範囲を探っていく感覚でキャストしていくと良いでしょう。 使用するルアーは、お好みでいろいろかと思いますが、
私の個人的オススメはスーパーリビングフィッシュ4インチ。 これにリューギヴェスパ1.3g#3を使い、写真のようにワーム上部を縫いさしにしてセットします。
その際、ほんの少し頭上がりにするのがポイント。
こうすることでロールを出しやすくなります。
スーパーリビングフィッシュ4インチセッティング 実は一昨年までは3インチをメインで使用していました。
これはこれでとてもよく釣れるのですが、最近は4インチ。
使用してみるとわかるのですが、
4インチのほうがロールがきれいに出やすく、またジグヘッドとの相性で、ワームの長さがある分カクカクした動きにならず、よりふんわり艶めかしく動きます! さらにクリアウォーターで試すと明らかなのですが、ジグヘッドの上下動が激しすぎるとバスが興味を失います。
あくまでも控えめに、ロールするのがミドストの基本になるかと思います。
近年、「ロールしなくても釣れる」という説も出ています。
確かにミドストの源流ともいえる名古屋釣法で使用されるスタッド5インチはロールしません。
当然、ロールしなくても釣れるのですが、
ティムコがロールを提唱するのはアピール力の問題です。 スーパーリビングフィッシュがロールすると内部の中空層が光り、かなり強く明滅感が出ます。 この光のアピールこそクリアウォーターでは最も遠くまで届く力。
したがって、興味をもって見に来るバスが多くなる、結果釣れるというのが根底にあります。
もちろんこれも使い分けとなりますので一概には言えませんが・・・。
ミドストは一定層を引く必要もありませんし、あまり深く考えすぎないほうが釣果が伸びる釣りです。 数匹釣ってみると、そのキモが体感できるかと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
さて、夕方は研究中の
相模湖キャロテクニックで追加!
リンキンシャッド3のキャロ ロッドで悩んでいましたが・・・
今期新製品の
ACES64SLP+Jに落ち着きそうです!
魚を浮かす・キャストする、そういったことはこのルアーに対して正直やりにくいです(笑)
重要なのはこの硬さ。 高弾性カーボンで硬さを出しているためとにかくパリッとハリがある。
そのため、この手のキャロに必要な操作性と初期掛けがきっちりできるモデルかと思います。
このテクニックも研究中ですのでまだまだ進化しそうです。
リンキンシャッドのセッティング ワームは
ティムコルアーではこのリンキンシャッド3インチのノンソルトモデルが最高です。
速く巻いても回転せず、小魚の逃げる「身体のしなり」が良く出ていて、反応も抜群。
チョン掛けで良く動くため楽なのも良いですね。
この手の釣りはミラージュスティックⅡやHPミノーが代表的なルアーですが、ぜひリンキンシャッド3インチのノンソルトも使っていただけるとありがたいです。
★使用タックル★ ロッド:フェンウィック ACES64SULJ
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:ガノアアブソルートAAA 3lb.
ルアー:スーパーリビングフィッシュ4 Vividワカサギ+リューギモノガードヴェスパ1.3g#3
ロッド:フェンウィック ACES64SLP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:ガノアアブソルートAAA 4lb.
ルアー:リンキンシャッド3のキャロライナリグ
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