大津清彰 バス釣り真相解明 2023/4/13 【利根川TBC5位!】利根川の状況を解説

利根川TBCの初戦が行われました。

結果、5位入賞!!

5位

今回のバス釣り真相解明は、そのプラクティスから振り返っていきたいと思います。

さて、今年の利根川。

現在の水温は15℃前後を行ったり来たりする状態。

状況としては【例年通りの春】といった感じを受けていました。

利根川は、水温12℃以上になってくると、エビゴリの動きが活発化。

また、ほぼ同じタイミングでイナッコが表層付近を回遊するようになります。

このタイミングで、利根川のバスたちは一気に動き出します!

特にディープ隣接の冬からの延長線上にあるテトラ帯の釣果が伸びてくる時期です。

また、シャローカバーにもビッグフィッシュが差し始めます。

ただし、このシャローに差してくるバスは安定感がなく、釣れない日は全く釣れません・・・。

個人的には下流域のアシが好きで良くやるのですが、全く何もない日もある。

エスケープツインのヘビテキ

しかし!

プラクティスでは、アシでこんな魚も触ることができました。

アシに差してきている魚はかなりアグレッシブなので、こういったエスケープツインの14gテキサスリグのようなものが基本的にはベスト!

食っていた餌

アシに差しているバスは、こういった餌を捕食しています。

スピナーベイトのようなルアーでも食うのですが利根川のバスは、ほぼアシ際を回遊しているため、カバーにめがけてきっちり落とせるルアーのほうが良いことが多いです。

結果的に、テンポも早くバスが見つけやすいエスケープツインのヘビーテキサスのような選択になる感じです。

そんなかたちで今回、プラクティスから掴んだ感触は以下の内容でした。

・基本的に、利根川本流は魚が少ない

もうこれはここ数年の流れなのですが、魚が極端に少ない・・・。

わたしは、霞ヶ浦本湖並みに魚が減ってきた感じを受けています。

4月は支流のエリアが禁止ということもあり、少ない魚をどうとらえていくか?といった点がキーになると思いました。

・スポーニングエリアにはまだいない

魚が少ないと言っても、スポーニングシーズンになってくると比較的釣りやすいのが利根川本流の特徴だと思っています。

産卵に適した場所があまりに少なく、産む場所が限られるのでバスがその場所に集中するからです。

スポーニングがらみで動いてきた魚は、アフタースポーニングまでその場所にとどまり続けます。

今回、そういった場所もいろいろ見て回りましたが・・・

スポーニングを意識して入ってきているようなバスはかなり少ないという結論。

・テトラが安定

この時期は絶対的に魚が釣れるのはテトラ帯。

ただ、テトラ帯はサイズが出にくいのが難点。

なにせ、ノンキーも混じります。

この流れは今年も同じで、テトラ帯をやれば魚は触れそうな感覚がありました。

・春のエリア以外、無

初春からプリスポーニングのエリア、いわゆる越冬テトラや大きなワンド、そういった場所以外は本当にバイトもなく、こりゃやるだけ無駄だなといった感触。

・釣り方は?

これは長年培ってきた経験から導き出される釣り方が、やはり安定かなと思いました。

エスケープツインのヘビテキ14g・チビツインのリーダーレスDS7g・ウェイブモーションのネコリグ2.2g・ベイトフィネスジグ5g+フラッピンホグJr.・スピナーベイト・ステルスペッパー110S。

これらを適材適所で投げ込んでいく方法。

どちらかと言えば粘る・バスにじっくり見せる釣りではなく、エリアを絞ってバシバシ撃ち込んでいく釣り方がこの時期の王道だというのが私の考え方です。

これらをどう使い分けていくか?という話になると、あまりに長くなってしまうため今回は割愛しますが、キモは場所に対しての撃つリズムとカバーの濃さ、そこに差し込んでいるバスの平均サイズ感で使い分ける感じです。

以上のような内容で、試合当日は釣っていきました。

前日からの冷え込みで、アシに差してきている魚は皆無。

サイトも織り交ぜますが、キーパーサイズは見つからず・・・

結果、テトラ帯で1本のみ!!

試合中の一本

チビツインのリーダーレスDS7g!

これは2019年に優勝したリグで、この時期、最も釣れると感じているリグ!

釣ったのは下流のテトラ帯です。

この場所、この日の風の感じと流れでスペシャル化しており、他にもノンキー・シーバス・キャットをキャッチすることができました。

ノンキー

他にはパワーフィネスで1回バイトを得ることができましたが、残念ながらフッキングまで至らず・・・。

ただ今回の試合、あまりにも釣れていなかったため、なんと1本44cmで5位入賞となりました。

ルアー

このエスケープチビツインのリーダーレスDS、もはやどれだけ釣っているかわからないくらい釣っている黄金セッティング。

伊藤巧氏監修、利根川生まれのチビツイン。

利根川ではマストアイテムです。

ぜひお試しを。

★使用タックル★
ロッド:フェンウィック GWT72CMHJ改
リール:アルデバラン
ライン:R18 BASS 16lb.
ルアー:ノリーズ エスケープチビツインのリーダーレスDS7g(フック:インフィニ#1 DSリングドデルタ TGに#1リングとスイベルを取り付けたもの)

ロッド:フェンウィック ACES70CHJ
リール:スコーピオン1501-7
ライン:R18 BASS 16lb.
ルアー:ノリーズ エスケープツイン14gテキサス

ロッド:フェンウィック LINKS610CMP+J(プロト)
リール:アルデバラン
ライン:R18 BASS 16lb.
ルアー:ステルスペッパー110Sマディウォーターチューン

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