さて、今週も
相模湖へ。
引き続き、フェンウィックロッドのテストになります。
キャストや操作感だけでなく、フッキング感等も確認しなくてはならないため、ロッドのテストには意外と時間が掛かります。
今回テストしているのは、
ソリッドティップモデルになります。
ソリッドティップのメリットを上げればキリがありませんが、
今回のモデルはいわゆる王道のソリッドティップ。食い込みの良さやルアーへのクッション性を意識したロッド。一般的に、ソリッドティップはルアーが動きすぎることを防ぐことが可能になります。
「ティップが仕事をしてくれる」ことにより、石などに引っ掛けながらアクションさせることが容易になり、結果としてバイトが出やすい!
そんなメリットがありますが、このロッドはそういった昔ながらのソリッドティップの良さを引き出したモデル。
加えて、ソリッドティップでしかなしえない、超ファストテーパーのロッドも同時進行でテスト中。
このあたりも、お楽しみに♪
今回行った日はロッドのテストがメインということで、様々な他社ルアーを投げていきました。
ですが、なかなか厳しい日に当たってしまい、バスが口を使わない!!
また、状況が変化してきているためか、
あれだけ釣れたワインド釣法への反応もいまいち。水中の映像を見ていると、落ちていくものに対しての反応が良くなってきている感じを受けました。そういえば最近の釣果情報、ダウンショットやフリーリグでの釣果が目立ってきていることを思い出しました。
落とし込んで、ボトムで食わせる、いわゆる皆様が想像する
【普通の釣り】が、効果的な時期に突入しつつある!
晩秋から初春までは、どちらかと言えば縦フォールよりも上方向への逃がしやスローな横方向のカーブフォールが効果的なことが多い季節。ですが、季節が進んでくると、縦方向のフォールが効果的になることが増えてきます。フォールの速度はいろいろですが、この傾向は9月辺りまで続く・・・。
さらに、バスの岸への依存度が高まり、釣れるレンジも5m以内になる。
そういった意味で、
ダウンショットをはじめとした岸に向かってルアーを投げる「普通の釣り」が効果を発揮する時期になるわけです。
そんな中、マイティーストレート3.8で3本キャッチ!
相模湖はマイティーストレート3.8は必須!本当に良く釣れます。
マイティーストレート
マイティーストレート②季節も進行し、ワカサギも減少。
代わりに
ヤゴが良く捕食されていました。
ヤゴとワカサギ
ヤゴ春の相模湖はワカサギの次にヤゴが捕食されています。近年、その量も増加傾向。
ワカサギが増えてきたことにより、肉食のヤゴが増えている感覚もありますが・・・。
不明です。
ヤゴは水深10m近くでも生息しており、生態は不明。
今回、2種のヤゴが捕食されていましたが相模湖では数種、見られます。
謎だらけですが、
圧倒的にエビよりもヤゴのほうが捕食されている確率が高いです。エビもたくさんいるのですが・・・。
さて、そんな相模湖ですがバスのレンジも浅くなってきていることもあり、
クランキーダーターでも釣れ始めております!!※こちらはスタッフ関連の釣果情報
クランキーダーター45cmクランキーダーターは、様々な使い方がありますが、
基本は「スロー巻き」。ハネモノのような速度をイメージすると良いと思います。
使うレンジは表層~1mくらいが基本となり、ルアーを見ながら使うことが前提となります。
そのため、バイト丸見え!!最高です。
クランキーダーター①今回のメインの使い方は、
「着水から2秒放置」→「シェイク巻き」の方法です。
メタルリップを持つクランキーダーターは、不思議と着水音を嫌がることが少ない。
むしろ、着水の瞬間に「ギラッ」っと光ることがプラスになることが多いようで、この日もそれが効果的だったようです。
クランキーダーター②こうなると魚探はつけずに、シャロー貫徹でも楽しめる時期に突入です。
現在相模湖は満水。
晴れた日に顕著になるのですが、可能な限りオーバーハングの中からクランキーダーターを使いましょう!実はこれがキモ。
面倒くさがってオーバーハングに入る方は少ないのですが・・・
このシェードの中はルアーがほとんど飛んでこないため、バスも安心しているようで、反応が全然違います。
クランキーダーター③満水時の相模湖は、オーバーハングの中が釣れます!っが、そろそろ毛虫が本格化する時期・・・
オーバーハングに近寄るのはちょっと恐ろしいのですが、毛虫に負けず、ぜひチャレンジしてみてください(笑)
★使用タックル★ロッド:フェンウィック プロト 63SXULJ
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:ガノアアブソルートAAA 3LB.
ルアー:マイティーストレート3.8 0.4g ネコリグ
フック:がまかつ マスター渓流 8.5号
--------------------------------
※大津さんへのメッセージ、この連載のご感想を受け付けております。メールの件名を「大津さんへ」としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!!inquiry@lmg.jp
コメント
ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。