さて、今回は久しぶりの
津久井湖へ!
実は昨年の
艇王津久井湖戦以来、本当に久しぶりです。
ジュウ 今回のテスト目的は2つ。
一つは
ディープ攻略のとあるアイテム。 津風呂湖のプロスタッフ藤原氏と開発を進めている製品です。
この時期でも比較的ディープで釣れるということで、テストフィールドとして津久井湖を選びました。
実は昨年、艇王戦でもそのパターンが火を吹きそうだったのですが、直前になって全く効かなくなり、露出することもなく終わってしまったアイテムの一つになります。
継続してテストをしているのですが、今までは手直しして使用していた改良サンプルでした。
今回は工場からのサンプルが届いたため、本格的なフィールドテスト。
しかし、ルアーのテストというのは本当に難しい・・・ このルアーに対して、狂ったように食ってくるのはお盆過ぎから晩秋まで。 やってみると、やはりこの時期はバスの反応は薄い!! 時期とタイミングや場所があっていないルアーはどんなものでも、釣れるのか?釣れないのか?全くわからないものとなってしまいます。
いつでも釣れる、万能ルアーなんて言うものは存在しないと、常々思い知らされます。 しかしながら、理想とするアクションは良い時期に確認済。
問題点やその他改善点など、進められる部分はあるのでテストを繰り返します。
こちらは2本食ってきましたが、フック伸ばされたりとキャッチまでは至らず。
そしてもう一つテストを進めているのがこのルアー。
クランキーダーター150 クランキーダーターのサイズアップモデル! 発売したばかりのクランキーダーター90&100ですが、これはボディやリップは過去販売していた同製品を完全コピーしアレンジを加えたもの。
もちろん、このルアーの完成度は高く、これほどまでに釣れるルアーはそうそうお目に掛かれるものではないレベルの完成度を持つルアーです。
この性能をもっといろいろな場面で活躍させられないか?と考えたのが現在テスト中のサイズアップアイテムになります。
今回の重量は約二倍となる25g、リップサイズは1.2倍! クランキーダーター90&100は大型のリップを持つ13g程度のルアー。
これを重量2倍に高めることで、キャスト性能が向上。
風が吹いても思ったところに落とせるため、結果的に扱いやすくなっています。
この釣ったクランキーダーター以外にも何種類かサイズを変更したアイテムもテスト中。
テスト中のクランキーダーター テストということであれこれいじりながら投げ続けた結果、5回掛けたものの何故かキャッチは1本のみ。
バイトを引き出す能力は素晴らしかったのですが、何かバラす要因がありそうという結果に。 改善が必要ですね。
何となく理由も見えているので、工場へ修正点を指示します。
このようなテストを繰り返し製品化はされていきます。
他社も同じだと思うのですが、
ルアーというものは実に複雑。 単純な釣獲性能だけでなく、マテリアル強度・空気抵抗など、様々な要素のテストを繰り返し製品化されます。 誰でも扱いやすい製品、扱いにくいが素晴らしい性能を持つ製品、強度を犠牲にしてでも釣獲性能を重視した製品などなど・・・ 開発者それぞれに意図が存在し、それを読み解いていくのもルアーフィッシングの面白さでもあります。 今回はみっちりテストということであまり釣りこまなかったのですが、状況としてはまんべんなくバスが散っていて、比較的どんなルアーでもチャンスがありそうな印象を受けました。
クランキーダーターのような横方向のルアーから、フットボールのような縦フォール系ルアー、ネコリグ、ジグヘッドまで様々な釣りで釣果は出ているようでした。
逆に、
【ストロングパターン】のようなものが見つからない、そんな印象でした。
私はというと、
ハッタクローラーミニのDS
ハッタクローラーミニのDS2 ハッタクローラーミニのダウンショットで連発!
このワームは基本「チョン掛け」で使うストレートワームとして開発されました。 ネコリグやワッキー掛け全盛の時代ですが、ストレートワームらしさを追求した製品です。
通常のワーム素材では不可能なレベルの柔らさを作り出す
「超ソフトエラストマー」を採用。
浮力と柔らさで、艶かしさがアップ
結果釣れるという珍しいタイプのルアーです。
ぜひお試しください!!
ハッタクローラーミニのダウンショットアクション
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