<お詫び>当ブログを楽しみにしていただいた方々へ、更新が滞りましたことを深くお詫びいたします(担当より)おはようございます、こんにちは、こんばんは。
すっかり梅雨で雨も降ったり降らなかったりですが、今回はそんなタイミングにピッタリのこの質問にお答えしましょう!
【質問】雨の日はバスは釣れやすいと言いますが、自分は晴れでも曇りでも雨でも、釣れるときは釣れるし、釣れないときは釣れない、釣れやすさはそこまで変わらないんじゃないかと思っています。金森さんはどう思いますか?ならしで考えればそうかもしれませんが、そうじゃないからバス釣りだと。趣味だからこそ迷ってもいいんじゃない!?ということです。極論!
それを言ったらおしまいよ!って質問ですね。
身も蓋もなく、侘び寂びもなく言い切ってしまえば、ハイその通り!
釣れるときは釣れるし、釣れないとき釣れない。でもバス釣りってそういうところが面白いし、それこそ詫び寂びというか、それが良いんだよね!というモンだと僕は考えます。服なんて着れればなんでもいいとか、食事なんてお腹いっぱいになればいいとか、それに近い考え方でしょう。
雨は確かにマイナスにもなるし、プラスにもなります。これを追求するかしないかで『身も蓋もない』か『詫び寂び』かになります。
追求すれば侘びも寂びも身も蓋もきっと出てくるはず(笑)。
雨は濡れるしカッパも必要だし、単純に面倒くさいってのもありますね。ただ個人的には雨の釣りは大好きです。たとえば、
アフタースポーン時期の雨はほぼほぼマイナス傾向になります。スポーニングを終えて体力が著しく減少しているバスに対しての、5月6月の雨、気温よりもほぼほぼ暖かくならず、水温も下げるような雨はマイナスに働きます。これは分かりやすい例ですね。
逆に2月中旬から3月中旬頃は、同じ雨でも気温よりも高い雨が降るケースがあります。
いわゆる季節を前に進めてくれる雨で、これは単純にプラス。
真夏で水温が高くなりすぎているところへの雨は、誰もが分かる恵みの雨。
詳しくは書きませんが、温度だけじゃなく、
雨には濁りと流れがマストのオプションで、水中に大きな影響を与えます。
そのオプションがざっくり過剰でなければプラスだし、過剰ならマイナス。
ただし、過剰ではなくてもフィールドの水質にもよって、マッディであればそこまでのプラスにはなりませんが、クリアウォーターであればプラス。
さらに季節が夏であれば、過剰であってもマッディウォーターならプラスになる可能性は高い。
と、
『雨』とひと言でいってもこれだけの表情、役割があります。
その時期、その場所、その水質に対して雨がプラスになるかマイナスになるか、吉と出るか凶と出るか、さらにプラスでもマイナスでも吉でも凶でもそれぞれに振り幅があります。それを
「釣れるときは釣れるし釣れないときは釣れない」で済ませるのはちょっともったいない。
それこそ身も蓋もない話になっちゃいますが、
これらは雨だけではなくすべての天気で当てはまります。晴れでも曇り雪でも同じ。
釣れるときは釣れるし釣れないときは釣れない。
でもそこに詫び寂びを残して、
天候の特徴と季節、さらに場所を自分なりに分析してアジャストできるかできないか。見極めて釣る、考えて釣ることの面白さに繋がります。結果、
どんな天気でも釣れるぜ!となることに意味があるし、むしろ多くの人にそうなって欲しいと思っています。
どうせなら、雨だから釣れた!と言える釣り人になりましょう!と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!
また来週!
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