金森隆志 JUKE BOX 2023/7/18 PEラインの使い分け、リーダーは?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

完全夏モード一択ですが、暑さに負けずバス釣りを愉しみましょう!ってことで、今回は季節とは関係ありませんが、2本まとめて質問にお答えします!

【質問】
①:PEラインの4本組と8本組、使い分けはありますか? また、リーダーのナイロン、フロロの使い分けはありますか? ついでにリーダーの長さも教えてください!

②:PEラインとリーダーの太さの関係について質問です。PE何号ならリーダー何ポンドかという基準はありますか? 

PEラインの特徴を活かすバランスが重要。さて、そのバランスとは?

まずは①の何本撚りなの?という回答から。

4本、8本、さらに12本とありますが、特徴からお伝えすると、4本撚りは強度は強い。

12本のが強くないの?

当然の疑問ですが、例えば同じ号数であれば、それを4本で編んでいる。

つまり強いです。

そのかわり、ごわついたり硬かったりしてやや扱いにくい。

いわゆるパワー重視の撚りになります。

8本撚りは単純に4本の倍ですね。

なので、強度よりもしなやかさ、まぁバランスですね。

12本撚りは強度よりもしなやかに寄っていきます。

以上、個人的見解ですが、それぞれにこうした特徴があって、どれが1番2番とかはないんですが、あえて言うならば、8本撚りがあれば事足りるんじゃないかなと思います。

1番はあるんですけどね(笑)。

4本は扱いにくくて12本だと強度に不安がある。

消去法ですが、バランス重視で8本になりました。

特にバスでフィネスをやるとなると8本でしょうね。

フロッグとかパンチングのような強度重視の釣りになれば4本は頼もしいですが、フィネスだと使いにくくなってしまいます。

昨今のタックル選びでも不可欠な存在となったPEタックル。確実にバス釣りを進化させています。

では引き続き、リーダーについて。

リーダーはPEとのバランスというのがありますが、それだけを気にしていても仕方ないので、その時に何を使って組むというのかが大事ですね。

個人的な経験と感覚ですが、PEのメリットを感じる太さというのが、ベーシックで下が0.3号。

それに組むならベーシックはフロロの4lbで、4lbから7lbまではあります。

7lbは実際ちょっと太いなとは感じますが、リーダーは強さと安心感が命なので、0.3号で攻める中の景色の限界値として耐えられるのが7lbですね。

PE0.4号なら、4lbから8lbまで。

逆に考えると、PE0.4号なら8lbが限界の景色で使うってことになります。

PE0.6号ですが、ここまでになると誇張した表現になりますが、感覚的にはロープです(笑)。

よっぽどのことがないと切られない、というか切れない。

そうなると4lbと組みますか?5lbとは?と考えていけば、下の下で6lbから10lb。

12lbまでいくとPEは軽いのにリーダーが重くなる。

バランスが悪くなるんですよね。

釣り方によって感覚は変わりますが、重さもバランスのひとつです。

PE0.8号になると強度がありすぎるので、細いフロロはNG。

下で8lbから12lbになります。

で、リーダーの種類ですが、個人的にはほぼほぼフロロでやっています。

PEが軽くて浮くので、ある意味アンカー的な役割もゼロではありません。

浮きと沈みのバランスですね。

なので、例外としてはワッキーの水面ピクピクや虫、i字のような、枝に引っ掛ける吊るしじゃない、オープンにルアーを浮かせる釣りの場合はナイロンにします。

最後にリーダーの長さですが、アプローチによって変わってきます。

極端に短いのはマイクロダッジ、ノラネズミなど。

水面を高速ドッグウォークで滑らせるようなエラストマー系のアプローチでは、PEに対してリーダーが長すぎるとアクションがまとまりません。

40㎝から50cmくらいで組むとパフォーマンスを殺しません。

これが短いケースで、そのほかは1mから1.5m程度でやっています。

基本はこの長さにしておいて、必要に応じて短くしていく、こんな感じでしょうか。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!

また来週!

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