達人情報 霞ヶ浦水系 安江勇斗 2023/08/06 [今年のベイトの量は!?]

こんにちは、安江です!

今週は霞ヶ浦の漁船に乗ってきました。

前に僕が働いていた所の漁船です。

最近ではトロール漁と呼ばれる霞ヶ浦で1番盛んに行われている漁が解禁。解禁されてしばらく経ち、水中の状況も少しづつわかり始めました。今回は漁のお手伝いはもちろん、霞ヶ浦での漁で狙われる3大ベイト「公魚(わかさぎ)」「白魚(シラウオ)」「海老(エビ)」の状況についてもお聞きしてきました。

・公魚:近年見られない不漁
・海老:比較的豊漁
・白魚:おそらく不漁。もしくは例年通り。

といった内容でした。

特に公魚は深刻な不漁で体感的に10年前の5分の1くらいに感じます。

今シーズンの公魚。

6月ごろの海老。

ただ海老は比較的いるとの事で、全く悪い事だらけではなかったのが少し安堵しました。ちなみに公魚と白魚は、今存在している個体数がそのまま来年の春にシャローに産卵しにくる個体数となります。そこは少し不安要素がありますね。

広い霞ヶ浦だけにバス釣りに直接繋げられる部分は少ないかもしれないですが、このようなわずかな水中の変化や情報も感じながら釣りをしていくのも重要な事だと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

【JBマスターズ結果考察】
7月29〜30日にJBマスターズ霞ヶ浦戦が開催されました。

上位陣の釣り方に共通するのが水深が深い場所。場所は杭と地形変化での釣果が多かったです。100人規模の大会でこの様に釣り方やエリアがまとまっているので今の霞ヶ浦を攻略するにあたり、良いデータだと思います。

状況的には毎日外気温が35℃を超えてしっかりとしたサーモクライン(水中に形成される水温の層)が形成されて、多くのバスが安定した水温や場所に移動しきったイメージを持ちました。

もちろん試合エリアの本湖本流域でもシャローが良いタイミングもあったかもしれませんが、試合開始時間がすでに暑くなる7時を過ぎてスタートするため、この時期はこのような大会はシャローが機能しない事が多いです。

霞水系の少し深めのレンジの釣りというと、個人的に1.5〜2.5mがこの時期メインになってくる水深ですが、気温が高いタイミングでは3〜4mでもハマる状況はあるのでレンジに捉われずに釣りをする事をおすすめします。

釣り方はダウンショットが人気で、優勝者はフットボールのスイミングでした。

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