大津清彰 バス釣り真相解明 2023/8/10 見直される、ジャークベイトの力

最近、再注目されているテクニック&ルアーのひとつとして「ジャークベイト」というものがあると思います。

エリー115SD

コレは日本だけでなくアメリカも同じようで、改めて釣れるテクニックとして登場する頻度が増していると思います。

理由としては、「ライブスコープの存在」です。

ここ数年、ライブスコープは、水中の様々な真実を伝えて来ました。

ラージマウスバスが群れをなして中層を回遊すること、かなりの深さの上下動にも対応できることなど、以前では非常識とも言えるバスの行動様式も明らかにしてきました。

バスの行動だけでなく、使用されるルアーに関しても同様で、反応が良いルアーや悪いルアーも一目瞭然。

そんな中、強烈にバスの反応が良いルアーとして再認識されたのがジャークベイトです。

数メートル下から急浮上し、ジャークベイトに襲い掛かるバス…。

ジャークベイトがこれほどまでにバスを引き付け、そして食ってくるとは私自身も思ってもみない光景でした。

これはライブスコープでライブサイトをするしないに関わらず、同じことです。

どんな場面でもこのルアーが効果的だと感じることになりました。

そんな中、生まれたのがこのレヴァリエミノー55SPです。

レヴァリエミノー55SP

市場には現在、ジャークベイトにはいくつものサイズがあり、130〜70mm位までは優秀なルアーがたくさんあります。

ただ、バスが実際捕食している小魚のサイズはこれよりも小さい事が多く、「マッチザベイト」の観点からルアーを選択すると、明らかに大型なルアーしか存在しませんでした(※無論、大きいからこそ食うこともあります)。

また、小型サイズのミノーがあったとしても、それはタダ巻き主体で設計されているものが多く、ジャークベイトとは言えないものがほとんどでした。

そんな中、開発を進めたのがレヴァリエミノー55SPです。

極細PEが生まれたこともあり、55mm2.3gという、かつて無い小型軽量のバス用ジャークベイトが完成しました。

このルアーはタダ巻きは一切考えておらず、潔くジャーク主体のミノーに仕上げています。

レヴァリエミノー55SP② 

特徴としては、ジャークしたときのアクションです。

瞬間移動するかのように一気に動いて、ピタッと止まる。

そしてロールによる一瞬のキラメキと、水中での3次元的な移動により、バスの両眼視野で捉えられない動きを演出することで見切られないルアーに仕上げました。

攻略する深さとしては、1m程度に設定しました。

この深さになると、肉眼でバスのチェイスも捉えることが可能です。

バスが追尾してからのアクションをアングラーが自在に変えることができるので、より数を狙うことができます。

ジャークベイトの破壊力を体感するには、まず数を釣ることかと私は考えています。

レヴァリエミノー55SPは、どちらかといえば数を釣るのが得意なルアーです。

ジャークベイトはワーム系の釣りと同様、アングラーの技量が問われるテクニック。

数を釣ることで、手首の使い方や止めるタイミングを身につけると、大型ジャークベイトにも応用可能となります。

ぜひこのテクニックの力を体感してください!

レヴァリエミノー55SP③

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