リザーバーではお盆過ぎあたりになってくると、
シャローからもバスが少なくなり、徐々に沖に行くようになります。 秋は「バスが散る」という表現がありますが、むしろ逆で「スポーニング前後から夏までは、バスは岸沿いが大好きすぎる」という表現が正しいと私は考えています。 魚探で見ても沖にバスが極端に少ない・・・
リザーバーのバスがとにかくシャローに集中する時期、それが春から夏までということになるかと思います。
秋の水温低下による湖の下層の溶存酸素の増加とともに、さらにバスたちはシャローから離れ、最終的には岸沿いはバスがいなくなり冬を迎えるわけです。 そんな季節進行ですが、このお盆過ぎあたりから、ブレイクやフラットの釣りが良くなり始めます!
ボートの釣りでは魚探があるとその戦略に幅も出てきますが、ライブスコープ等の高性能魚探が無い、もしくは魚探というものがない場合にオススメなのが、
「ドラッギング」というテクニック。
ドラッギングは、ルアーをボートの操船で引いてくるテクニック。
トラウトのトローリングに近いですね。
キャストする手間やボトムまで到達させる時間が省略できるため、深い場所を攻略するには極めて効率が良いテクニックになります。
ある程度広範囲にルアーを入れることで、バスとの出会いを増やす!秋の基本ともいえる釣り方ですが、ドラッギングは広範囲を探るにはうってつけのテクニックとなるわけです。 ドラッギングというとワームを使ったものが主流となるわけですが、ぜひ使用していただきたいのが
ステルスペッパー70Fを使用したキャロライナリグです。
キャロステルス このキャロステルスというテクニック自体は、ずいぶん昔からあるテクニックです。
発祥は河口湖とも野尻湖ともいわれていますが詳細は不明。
とにかく釣れるテクニックとして使用されてきました。
ライブスコープで観察してみると、明らかにバスを引き寄せる力が違う!
ものすごい数のバスがルアーを見に来ます。
私個人的には、ペラとシャフトが擦れる音がバスを惹きつけていると考えていて、そのため金属ペラを使用したこのルアーにバスが引き寄せられるのだと思っています。 ペラを黒く塗っても、同じように寄ってきます。
ただ、このキャロステルス、通常モデルであるシンキングモデルを使用すると、とにかく根がかる!
キャロで引いた時、シンカーよりもルアーが下を泳ぐため、ボトムを感じる前に根がかってしまうのです。
また、フォールさせていくとき、リアフックがペラに絡まりやすく、回収してみたら絡まっていたという悲しいことも。
そこで開発したのが
ステルスペッパー70Fです。
ステルスペッパー70F ステルスペッパー70Fは表層という使い方もありますが、
キャロ用に作ったといっても良いルアーの一つです。 引かれた時の姿勢が平行になるように、やや後方重心。
また、受ける水流抵抗によってリアフックが絡まらず後方に流れる絶妙なフェザーの量とバランスを意識しました。
水流抵抗によってフェザーフックが水平を保つため、フッキングも抜群!
そしてなにより重要なのは、
「ルアーが浮く」ということです。
キャロライナリグで水中を引いた時に、シンカー部分が先にボトムに到達するため、根掛りを回避するという仕組みです。 さすがに立木系は弱いですが、フラットのごみや岩場でルアーが根がかる心配は皆無!
もしキャロライナリグでステルスペッパーを使用する場合、
フローティングモデルであるステルスペッパー70Fを選んでいただければと思います!
キャロステルス2 使用法としては、投げてひたすらボトムすれすれを巻くだけ。 巻く速度に関しては色々ですが、ペラが回るギリギリの速度でも食ってきます。
障害物にシンカーが当たったら、止めておくとルアーがさらに浮くので、シンカーを外してまたドラッギング・・・ こんな感じで引いていただければバスがルアーをひったくっていきます!
キャロステルス3 嘘のように釣れることがあるこのキャロステルス。
ぜひお試しください♪
★タックル★ ロッド:フェンウィック LINKS-CT 65SLP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:YGK リアルデシテックス 0.4号+LDLフロロ1.75号
ルアー:ステルスペッパー70Fのキャロライナリグ5g(リーダーは50cm LDLフロロ1.5号)
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