大津清彰 バス釣り真相解明 2023/9/27 現在の亀山湖。状況を読み解く。

さて、今回は亀山湖へ。

トキタボート

エイシスクラブ会員限定ファンミーティングに絡めて2日間行ってきました。

季節的にどこの湖も秋が進行、亀山湖もそんな秋の進行を感じられたのですが、他とはちょっと違う感じを受けました。

前々週の台風大雨。

近くの養老渓谷が氾濫するレベルの大雨をもたらした台風。

亀山湖も尋常ではない流量の水が入り、一気に満水に。

その影響で水温躍層も消し飛び、深い場所まで酸素が行き届いた水があるのかと思いきや・・・

実際はそんなことはなく、4mラインに水温躍層が存在。

この下は夏の時と同じように無酸素も水?があるのか生命感は乏しく、バスたちはこの4mまでで生活しているようでした。

つまり、夏を引きずっている。

基本的にはシャロー勝負に分がありそうな感じを受けました。

とはいえ、沖の回遊型のバスも増えてきており、【水深4mまでの岸から沖】がキーなのかなと思いました。

近年、ワタカの増加によって亀山湖のパターンも変わりつつあります。

以前はエビ・ゴリ・稚ギルがメインベイトであるように感じましたが、今は小魚系であるワタカとオイカワが中心。

オイカワ?

そのため、ミノーやミドストなど、小魚を演出した釣り方が注目されるようになったと思います。

ライブスコープで見ていても、沖の中層にバスが多くみられます。

っということで、実際釣ってみると・・・

ブレードアラバマ+ローリングハーケン93S

レヴァリエミノー45SP

やはり速く動く小魚系ルアーの反応が良いなと感じました。

ただ、場所が良ければハッタクローラーミニのダウンショットでも数は釣れましたが。

ハッタクローラーミニ

とはいえ、40cmをこえる魚の反応はなく、やはり亀山湖はカバーや大型ルアー、上流のサイトのような釣りでないと、難しいのかな?と考えました。

そしてエイシスクラブ会員限定ファンミーティング当日。

私も見送った後に出船。

ロベルタブレード+ヴァラップスイマー4.2、クランキーダーター・プロップペッパー等々で流しますがナイスサイズのワンバイトのみで終了・・・。

このままではまずいということで、急遽レヴァリエミノーとクリーピーミノー2.7のネコリグで数を釣る戦略に。

残り二時間で10本釣り、最大サイズは32cmという貧果で終了となってしまいました。

上位の人々

今回の上位入賞者。

ヒーローインタビューを聞く限り、ビッグフィッシュを狙っている人でも1本モノにできたかどうかという感じでした。

複数本釣れた明確なパターンのようなものは今回はなく、やり切った人間だけがナイスフィッシュをキャッチできたようです。

ティムコスタッフでも平本氏が42cmを野良ネズミエンペラーでキャッチしていました!

悔しいので、その後居残り練習。

残った時間でクリーピーミノー2.7のネコリグとレヴァリエミノーを駆使し、10本!

しかし最大サイズは36cm止まりとなってしまいました・・・。

クリーピーミノー2.7

クリーピーミノーは動きを見ていただければわかりますが、小魚系の悶える動きを演出することができます!

プレッシャーもあることから、このマイクロベイトパターンには激反応!

数は試合中を含め5時間程度で20本という形になりました。やはり釣れますね・・・。

レヴァリエミノー

試合後の釣りでも、小魚系ベイトでした!!

ワタカ?

振り返ってみれば、2日間40cmアップは一本も釣れず。

初日・二日目ともにワタカの動きが速くパターンも目まぐるしく変化。

今回の亀山湖は完全に敗北といった形で終了となってしまいまいました・・・。

--------------------------------
※大津さんへのメッセージ、この連載のご感想を受け付けております。メールの件名を「大津さんへ」としたうえで 下記のアドレスまでドシドシお送りください!!

inquiry@lmg.jp

0

コメント

ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。

もっとみる