金森隆志 JUKE BOX 2023/9/26 エラストマー素材のワームって?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

雨で空気がガラッと入れ替わり秋の気配が色濃くなりましたが、まだまだ日差しは暑い!ってことで、季節とはさっぱり無関係な(笑)、こんな質問にお答えします!

【質問】
最近よく聞くエラストマー素材のワームって、どんな特徴があるんでしょうか? 普通のワームとは何が違うのでしょうか?

進化の過程にある素材。なので、早めに使ってみることをおすすめします。

ここ数年、エラストマー素材のワームを沈めて使うことが大きなトレンドになってますし、僕自身も早くからそれは導入していました。

エラストマー素材は浮力が高い。

シンカーがなければ水面に浮きます。

それがひとつ。

あとは伸縮が自在で切れにくい。

逆にデメリットとしては、保管がしにくい。

普通のワームなんかと一緒にボックスに入れると溶けてしまいます。

これが大きな特徴かなと。

ただ最大の特徴は浮くことで、以前は当然浮かせて使っていましたが、いまではシンカーを用いて沈めて使っている。

普通のフィネスのリグで用いられています。

一番メジャーなのがダウンショット、続いてフットボールヘッドのスイミング、キャロなんかでしょうか。

浮くものを沈めるという傾向は、ここ数年は続くのかなと思っています。

レイドジャパンで言えばツーウェイ。

その原型でもある風神スパイダートレーラーワーム。

フローティングワームを、シンカーを付けて沈めて使っていました。


いわゆる沈める虫。サイトでの必釣アイテムでした。

それを言い出せば10年以上前からやってることになるので、時代のエッジでしたね。

いまはそれがエラストマーになって、魚だったりいろんなベイトになっている。

僕がやり出したころは虫一択でしたが、エラストマーになって造詣が自由になったこともあって再現性が一気に上がりました。

ここ近年の代表としてはボトムアップのスクーパーフロッグシリーズ、エバーグリーンのファクト、ラストエースシリーズなどなど。

ラストエースはカタチもですが、リアルプリントがすごい。

個人的にグッときますね。

そこにエラストマーならではの浮力が加わって、新しいルアーのジャンルだなと。

そういう意味ではまさにいまがエラストマーの進化の波の中にあるはずで、そうなるとまだ続くはず。

もちろん、一般化されれば釣果も落ち着くんですが、いまはまだ変化の途中にあります。

現によく釣れますからね。

そう考えると、流行りモノには飛びつくべきで、興味があればすぐにでも導入してみるのはありです。

流行りモノの寿命は2年なので。

個人的感覚ですが。

使い方としては通常のリグと同じ。

ただし浮力が高いので、それをどう捉えて投入していくかがキモになります。

でもいまなら割とざっくりな使い方でも釣れやすい。

だからこそ、気になったらどうぞというのが個人的な見解です。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!

また来週!

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