さて、今回は
三島湖へ。
ロッドおよび各種ルアーのテストになります。
三島湖 久しぶりの三島湖。
全体の様子から探っていきますが・・・
かなり厳しい感じを受けました。 まず、シャローの魚が減ってきているのでやや沖め(3~4m)に多く魚がいること、そして何よりバスの活性が低い。 ほとんどのエリアでバスはボトムや壁べったりで休んでいるか、崩落した木の中で休んでいる感じです。 水温は21℃。
サーモクラインもなくなり、どのレンジも過ごしやすそうな感じを受けるのですが・・・
謎です。
こんな時は極端な食わせに寄せていくか、速いリアクションが効果的になってくるというのが大津流。
ワンテンR そんな中でも、
石井釣舟店さんの対岸の橋脚回りは大きなバスが多数! 食ってきたのは40cm前後のこの一本でした。
これはギルを食っていましたね。
やや大型ジャークベイトのほうがビッグフィッシュへの反応は良かったように思います。
サカマタ6インチのミドストやハドル6インチでも好反応でしたがバイトまで至らず。
レヴァリエミノー やはりこんな時は激釣れミノー、レヴァリエミノーです。
「初心者に何を投げさせていたら釣れますか?」と言われれば、間違いなくこのミノーです。 岸際になんとなく投げ、ジャークしていればバスの方からすっ飛んでくるので非常に効果的!
そんなレヴァリエミノーでも本当に厳しい日でした。
あまりにも厳しいため・・・
久しぶりに出してしまいました、
クリーピーミノー2.7の0.8gネコリグ。 これが私の考える究極のフィネスです。
クリーピーミノー2.7のネコリグ といっても、4インチサイズから徐々にサイズダウンさせていったというのが本当のところで、ここまで落としてもバイトは超ショートバイト。
もはやスモールマウスバスレベルの繊細さが要求される一日でした。
こんなバイトに対応するため、
フェンウィックプロトのLINKS-SF63SXULJというロッドを使用しました。
近年増えてきたショートソリッドではなく、やや長めに設計したソリッドティップを搭載した機種。
こういったソリッドティップは
ティップ部分が機能することでボトム付近の小枝や小石もなめるようにトレースすることが可能になるスペック。 ロッドが仕事をする、その結果ルアーにナチュラルさが生まれ、バスを誘うことが可能になっています。
単純な感度や操作感はチューブラーに劣るものの、「プルンッ」というショートバイトを増幅させ、ロッド全体で感じ取れるように設計しています。
硬めのチューブラーロッドがマニュアル車だとすれば、このLINKS-SF63SXULJはオートマチック車。
誰が乗りこなしても一定以上のバイトを引き出せるロッドとなっています。 今回はPE0.4号を使用したのですが、伸びの無いPEでも操作感が損なわれず、快適にライトリグを操ることができます。
今回のような
クリーピーミノー2.7の0.8gネコリグのような超ライトネコには抜群の相性。 近年出番の多い一本になることでしょう!
クリーピーミノーのネコリグ1
クリーピーミノーのネコリグ2
クリーピーミノーのネコリグ3 時折ビッグフィッシュパターンを模索しつつ数を狙う展開で、合計16本で終了となりました!
クリーピーミノー2.7でしかも水深3m前後、「このルアーがバスに見えているのか?」っと疑問に思うかもしれませんが、まったく問題ありません! ちゃんとバスには見えています。それどころかかなり見切っています(笑)
良かったエリアとしては石井釣舟店さんから房総ロッヂさんの間にあるフラット。 ブレイクの上がりきったフラット付近にバスは回遊していました。 なかなか厳しい一日となってしまいましたが、なんとかまとめ上げた一日となりました~。
★タックル★ ロッド:フェンウィック LINKS 610CMP+J(プロト)
リール:STEEZ A II TW 1000HL
ライン:バリバス アブロルートAAA 14lb.
ルアー:ONETEN R
ロッド:フェンウィック LINKS-SF 63SXULJ (プロト)
リール:エアリティ LT2500
ライン:YGK リアルデシテックス 0.4号(リーダー LDLフロロ1.25号)
ルアー:クリーピーミノー2.7 0.8gネコリグ
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