大津清彰 バス釣り真相解明 2023/12/27 相模湖!上州屋の月例会へ

さて、今回は相模湖へ。

テスト&上州屋の月例会で行ってきました。

相模湖

状況としては、2週間前よりもさらに冬が進んだ感じです。

秋ごろから感じていましたが・・・

相模湖は昨年までとは違う!

現在、ワカサギは固まりつつありますが、秋には大きな群れが無く、餌が無いためにバスも早々に省エネモードに。

この状況が改善することなく、現在に至ります。

状況を確認するため、今回も全域回りました。

わかったのは、やはり活性が高いバスが固まっているエリアは無いという事。

なんとなく、どこにでもバスはいる。

超シャローで日向ぼっこしているバスも目視できますし、水深15mのフラットに回遊するバスもいる。

ビッグフィッシュは例年通り、崩落の中・境橋あたりのシャローにも存在する。

しかし、映像上に映ることは昨年より極めて少なく、おそらくほとんどのバスがボトムべったりに存在し、餌を食わない越冬状態になっている。

掴みどころがない中で、どこもすべて活性が低い感じを受けました。

それが2週間前よりも進行している。

何らかのパターンはあるのかと思いますが、私には読み解くことができませんでした。

生命感が無くシーンとしているスポットでも、レイジースイマーのような強烈な力のあるルアーを入れるとチェイスはある。

だが食わない。

いろいろな釣りを模索しましたが・・・

結局いつもの釣りで

ダートパニックにて

新製品ダートパニックのワインド釣法で!

38cm830g。

青田ワンド内にある、越冬場所のひとつでキャッチ。

ライブスコープを使用しましたが、見えていたバスにアプローチしたのではなく、壁の中べったりに休んでいるバスからルアーを見つけさせ、追ってきたところを仕掛けた感じです。

ブラインドライブサイトですね。

他には青田では前回同様、表層i字系、トラファルガー5のピクピクでも2回チェイスがありました。

シャローには本当にバスが複数いて、移動中に数匹のバスを見かけることもできました。

表層を貫徹しても、面白い釣りができるかなと思いました。

っで、最後ボート屋に戻るとき、護岸沿いで見つけたバスに・・・

ライオットブレードのスピンテールサイト

52cm

この手のバスは例年、シャローにいるようなタイプのバスです。

見つければ誰でも釣れるタイプのバスですね・・・。

まぁこれは完全にラッキーフィッシュです。

こんな感じで状況把握しつつ翌日は上州屋の月例会へ。

月例会

総勢44名。

上州スタッフが約半数。

朝は2024年新製品の説明会です。

各社いろいろ新製品を用意していますね・・・。

楽しみです。

さて、9:00から大会スタート。

帰着は14:00。

時間的には少なく、湖上は少人数。

前日の状況から大曲からダムサイトまで、冬のピンスポットをランガンする戦略で臨みました。

しかし結果はノーフィッシュ・・・。

悔しい、バス釣り難しい!

ダートパニックにて、5回チェイスはありましたが、食ったのは1回のみ。

残念ながらキャッチまで至らず。

偉い人たち

釣ってきたのは44人中5名。

優勝はスモラバのパワーフィネス!

有名な巨大崩落で30分粘って食わせたそうです。

2位はやはり強い、レッグワームのDS。

エリアは大曲から上が多かったですが、特に強力なエリアは無い感じでした。

2023年、今年の試合は、「ライブスコープの優位性」が少なくなっている感じを受けました。

上位がライブスコープを使ってない試合が意外と目立つようになってきている。

今回もそれで、2024年はそれがもっと進んでくることになるでしょう。

サイドイメージやGPS登場と同じく、ライブスコープも多数の人間が使い、その実力がある程度均一化されるとそこに、もはやメリットは無くなります。

試合ともなると簡単に釣れる魚は誰でも狙うことになるため、むしろ裏をかいた戦略が効果的になることもあります。

今回優勝となった相模湖のパワーフィネスも、ライブスコープ登場以前は誰でもやるテクニックであり、流行とともに一瞬で釣れなくなったことがありました。

しかし最近はライブスコープに頼る人間が増え、冬の定番だったパワーフィネスをやる人が減少。

それに伴ってシャローの崩落のバスのプレッシャーが下がり、釣果が目立ってきたと感じます。

さらに相模湖の【逃がしの釣り】も、ライブスコープ勢は誰しも行うテクニックとなり むしろ、逃がさない&ボトムでシェイクし続ける釣りもまた再注目されつつあります。

ライブスコープは水中を把握するために重要なツールであることは間違いありませんが、最近ドツボにはまって釣れないことも増えてきた気がします。

極端に注目されるツールやテクニックは、いつだって一時的。

そういった意味で2024年は、総合力が問われる時代に今一度戻ってくるのではないかと考えています。

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