大津清彰 バス釣り真相解明 2024/2/14 そろそろワカサギ接岸?相模湖へ

さて、今回は相模湖へ。

例年、2月中旬に始まる「ワカサギ表層パターン」の様子を見に行ってきました。

相模湖

最後に相模湖へ行ったのは12月21日。

この時は本当に魚が動いておらず、ノーフィッシュで終了・・・。

この時から比べてみると、バスはやや動いている感じです。

ただ、ここ数年の状況と比べるとかなり厳しい感じを受けました。

昨年は冬のエリアにバスが溜まっていて、若干バスも浮き気味。

そのため、リンキンシャッド3インチのスイベルキャロやダートパニックのプロトルアーで余裕の2桁釣果の状況でした。

今年はそんなことは無く、水中は冬の様相。

バスはべったりボトムについており、魚探での判別は困難を極めます。

また、水面に出てくるバスはまだおらず、回遊しているバスも少ない感じでした。

ワカサギも産卵遡上はまだ行っていない?感じがありますが、ポジションはかなり浅くなってきています。

どのエリアもまさに冬といった感じでしたが、やはり春が早いと言われている桂川筋の反応が良いと私は感じました。

朝の早い段階ではバスは良く動いています!

プロトルアーの調整でしたが、こちらは速さのあるルアーなので反応なし・・・。

釣れないのでリンキンシャッド3のスイベルキャロを入れると・・・

ナイスフィッシュ

42cm1250gのナイスフィッシュ!

久しぶりの相模湖バスでしたが、やはり相模湖のバスは太い!

リンキンシャッド3インチ丸呑みです。

リンキンシャッド

これはライブスコープを使用したライブサイトで、逃がしのテクニックを駆使してキャッチ。

このスイベルキャロのライブサイトですが、ワームの泳ぎが重要だと私は考えています。

逃がしでバスに誘いをかけているため、特に「後ろ姿」が重要、バスが後ろから追尾しながらワームを襲うため、とにかく本気で逃げる小魚の動きがバスのスイッチを入れると思っています。

このリンキンシャッド3インチのNSノンソルトモデル(4インチも良い動き)は、ワームを逃がした時の直線的な動きが絶妙で、「頭を振らず、ボディを素早く動かして逃げる」小魚の動きを完全再現。

超オススメワームです。

ちなみに塩入りのモデルもあるのですが、こちらはスイベルキャロでは動きません・・・。

https://www.tiemco.co.jp/products/groups/view/2422

リンキンシャッドチョン掛け

最高の動きを出すためにはフックの刺し方が重要。

写真のように頭ギリギリでチョン掛けするのがキモ。

これで小魚逃走アクションを再現できます。

逃がしのスイベルキャロで動くワームは限られます。

他に逃がしのスイベルキャロワームは、ミラージュスティック・HPミノー・サカマタシャッドなどがありますが、 それぞれ最高の動きを演出するには個々のセッティングがありますので注意が必要です。

スイベルキャロで魚をキャッチしていますが、これだけバスがボトムに依存していると、普通の釣り、ダウンショットやカバースキャット、ボトストを冬の定番エリアで粘ることをおススメしたいところです。

なぜならライブスコープにほとんどバスが映らないからです。

このスイベルキャロでのバスも、ボトム付近を漂わせ、バスが見つけて浮上してきたところをキャッチしています。

ただし、現在桂川の水温は8.5℃。

この記事がアップされる週には気温が17℃の日が数日続く予報に!

私としては、おそらくこの一週間で一気に季節が進むと予想します。

この相模湖は桂川からの流量が多く、上流部で暖められた水が流れ込んできます。

流量が多い関係で、深い場所にも暖かな水が入りやすく、他のリザーバーに比べ春の訪れが早いのが相模湖の特徴。

この関係で、暖められた水がいち早く回る桂川筋から春は起こるのです。

ワカサギの遡上もこの週に一気に進むことでしょう。

バスはいち早くそれを察知し、表層ワカサギパターンも始まります。

今週が相模湖のX-dayになることでしょう!!

大曲

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