おはようございます、こんにちは、こんばんは。
さて今回は、いよいよシーズンイン!? いやまだ寒い!?という微妙な温度感も時期ではありますが、やっぱり現場!という感じでこんな質問にお答えしましょう!
【質問】 小さいルアーと大きいルアー、金森さんはどちらのほうがデカバスの実績が多いですか? バス釣りの論争テーマあるある代表選手。あくまでも趣味である以上、いろんな楽しみ方があるし、それでいいと思います。 季節とタイミング、状況によりますね!
ハイ、現場からは以上です(笑)!
完全即答ですが、結論としてはそうなります。
ただあまりに不親切なのでもっとかみ砕くと、
その時期その場所でそこにいるバスが食べているエサとバスの状況に合わせることで、その捕獲率はいかようにも変わります。 でかいバスだから年中でかいベイト(エサ)しか食わないのかというと100%そんなことはありません! 環境によってはでかいバスでも小さいベイトを食べるしかない、食べざるを得ない状況も大いにあります。
と同時に、でかいバスは遊泳能力に優れているかというと、やはりこれも必ずではない。
泳ぎ回って追い回して食べに食べて大きくなったのかというとそうでもない(ケースもある)。
決め付け偏見が強いかもしれませんが、個人的な感覚としては、
でかいバスはある程度のテリトリー、エリアがあって、その中で効率よくエサを食べて大きくなっているイメージです。 ボッテボテのバスの場合、胸ビレに泥が付いていることがあります。
冬じゃなくてもですね。
ボトムに腹を着けていて、上を通りかかって確実に『食える!』と思ったエサを仕留めているということです。
意外に泳いでないし、エサも決めつけてない。 その時そのタイミングで食べられるエサをバクバク食べている。 もちろんその逆で、泳ぎまくって食べまくっているバスもいますが、経験からはサイズが大きいからこうとか、小さいからこうとかいう方程式はありません。
季節的に周囲に小さいベイトしかいない、食べられない環境になることもあります。
例えば大きいベイトは泳げるけど、バス自体の代謝は上がらず、そいつらを無理に追い回すよりは同じように動けない小さいベイトを食べるほうが効率が良いとなった時などです。
まさにいま、冬から春にかけてでしょう。
フィールドによりますが、ヒウオ(アユの幼魚)なんかがそうですよね。
そんな風に環境によってまちまちなので、
ベストなのは状況によって判断して合わせていくこと。 簡単ではないですが、これが冒頭の回答からの理想の対処法です。
僕はそれを追求しているので、
でかバスを釣るならルアーを大きくとか小さくとかいう決め付けはありません。 ただ、単純な確率論でいえば、大きなルアーであれば小さいバスは食べられないので、それはそれでありでしょう。
だけど、でかいバスがでかいルアーを必ず食べたいかというと、365日のうちそれがどれだけあるのかということ。
それはそれで、そこまで高い確率にはならないと思います。
釣りって突き詰めてアジャストしていかない限りは、でかいルアーがでかいバスを呼ぶという等価交換はありえません。 いやいや、時間、タイミング、環境、すべてどうでもいいから、とにかくオレはでかいルアーを投げ続けてでかいバスを釣りたいんだ!というのであれば、それが正解でしょう。
さらにその強い主張は感覚的に賛同を得やすいから、それが正解なんだ!と思わせやすいというだけです。
本当に突き詰めてでかバスを釣りたいのであれば、アジャスト一択です。 もちろん、とにかくでかいルアーででかバスを釣りたいというタイプの釣り人のことはリスペクトしています。
僕にはできないし、思いもつかない思考法や突き詰め方を持っていたりするので。
ただ誰もやらないだろうし、公正な出し方すら分かりませんが(笑)、
数値、データ上でいえばアジャストにはかなわないと思います。 でももちろん必ずでかバスが釣れるかといえばそうではないし、むしろそれ以外のサイズのバスが釣れることのが多いはず。
同じブーストに食いつくバスのサイズの差。そういうことです。 シンプルにどう釣るか、どう釣りたいか。
なので、冒頭にループします(笑)。
自分が通っているフィールドがあれば、通い込むことで傾向は見えてくると思いますし、見えたらそれに合わせたスタイルにすればいい。 迷うということはスタイルを持っていない、確立できていないということなので、じっくり考えてどうするかを決めてください。
やっぱり釣りは現場からです。
と言うわけで、keep it 現場!! また来週!
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