大津清彰 バス釣り真相解明 2024/4/10 高滝湖へ!

さて、今回は高滝湖へ。

今期初の高滝湖です。

高滝湖

ここ最近の何回か来た大雨により満水・激濁りでした。

今回の目的としては、フェンウィックロッドのテストと、レヴァリエミノー55MR、新しいワームのテストになります。

レヴァリエミノー55MR

レヴァリエミノー55MRは、ご存じ爆釣ミノー、レヴァリエミノーのディープ攻略モデルとなります。

いわゆるマッチザベイトサイズにジャークベイトを落とし込むと、これほどまでに釣れるのか!と感じていただけるルアー。

レヴァリエミノーと同じく、細PEが使われるようになった昨今、自分の中で必要度が増したアイテムです。

従来、この領域はシャッドのカテゴリーでした。

私の中でシャッドは「クランクでは強すぎる」ために、プレッシャーの高い日本フィールドで食わせるために生まれたものという認識です。

シャッドラップSR5から始まり、日本オリジナルのベビーシャッドが誕生。

そして、ソウルシャッドやハイカット、スーパースレッジなどの名品が生まれてくることとなります。

しかしなぜシャッドだったのか?諸説あるとは思うのですが、私の中で「モノフィラメントライン3~4lb.でストレスなく扱えるぎりぎりの小ささ」というのがあったのだと考えています。

そのため、ちょうどよい重さとして5~5.5g前後が評価されてきたのだと考えています。

そこで私は、細PEがメジャーになりつつあるこの現代において、シャッドという食わせのハードルアーの領域をもっと細く軽くしても良いのではないか?と考えました。

もともと細身の55mm前後は日本のマッチザベイトジャストサイズになることが多く、従来のシャッドよりもシルエットのリアルさでバイトに持ち込める・・・。

そんな考えの中、レヴァリエミノー55MRはテストされました。

潜行深度は2.0m。

実際はもう少し潜るのですが、これは飛距離や使用ラインによるので一概には言えません。

他社と比べどのくらい潜るかというと、日本で最もシャッドが使われるレンジと思われるソウルシャッド58のレンジにあわせました。

速巻きでも抜群の安定感・固定重心・タイトアクション、この三つを基本として作り上げました。

通常のリトリーブからサイトまで使用できるものとしました。

完成、お楽しみに!

さて、高滝湖の釣果はというと・・・

30数センチサイズを12本!

レヴァリエミノー

リンキンシャッド3

ビーブル

プロトルアー以外でも、様々なルアーで釣れました。

共通していたのは、直線的な動きです。

昔から春の高滝湖は、ミノーのただ巻きがあるように、やはりこの湖はただ巻きが強い!

ミノーもジャークするとシラケる・・・。

直線的な動きを出せるルアーなら何でも反応が良く、ライオットブレードでも釣れました。

間違いなくフィールドのクセですね。

今回はビッグフィッシュには恵まれませんでしたが、数釣りを楽しむことができました!

ワカサギを食べて大きくなってるのかなと思っていたら・・・

カエル

ゴリ

何故かワカサギ以外にもゴリとカエルが。

高滝湖は昔から特定の餌に依存する湖ではなく、好き勝手いろいろなものを食べる湖です。

それにしても、この時期からその傾向があるとは・・・。

現在高滝湖は、関東で最も釣りやすい湖だと思います。

30センチ前後のバスが数多く、ルアーで最も釣りやすいサイズです。

大型も狙えるだけでなく、30㎝前後を数狙えるフィールドはそう多くありません。

高滝湖、現在オススメフィールドのひとつです。

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