今回は
マニアックな商品を紹介しましょう。
それはコレ、
Cスティック https://sonarproselectronics.com/products/c-stick C-STICKというアイテムです。
近年、ライブスコープを使用したライブシューティングはハイレベル化し、簡単なテクニックではなくなりました。
そのため試合で勝つために100万円以上するガーミンの16インチを導入したり、2台体制でライブスコープ戦を戦う選手が増えてきました。
簡単に言うと、それらすべて
【より水中を理解し精度を上げるため】になるわけですが、なにも重課金だけがその結果をもたらすわけではありません。
たとえば魚探の設定。
ノーマル状態で使用している人がほとんどかと思うのですが、天候や水質でより細かなカラースチームの変更をしたり、感度とカラーゲイン・色調整を組み合わせることではるかに水中を把握できるようになります。※これに関しては長くなるので、また後日どこかでお話ししましょう。
ライブシューティングはフィジカルと熟練の技の世界です。 画面を見ながら正確にシュートしていくのは、どれだけ難しいのかは経験がある方はわかるはず。
そのキャスティング精度が高まれば、肉眼サイトと同じように釣果が伸びることは疑いようがない事実です。
ブレントのCスティック そんな
ライブシューティングをサポートするためのツールがこのCスティックです。
実は先日のアメリカ旅行でアメリカのプロであるブレントエーラーと同船したときに体験したのが始まり。
たった1キャストで理解できました、
「これはとてつもないツールだ」と。
実際、これに似たような方法、例えばモーターヘッドをシールで見やすくしたり、モーターのインディケーターを改良したりする方法もありました。
私自身もそれらを試して来たのですが、
このCスティックは、はるか上を行くアイテムでした! これは体感してみるとわかるのですが、長さが30cm近くあるこのCスティックで方向を定めると、完璧に着水点を捉えることができます。
特に横方向の精度アップが顕著です。 通常のエレキのインディケーターは、おそらく人間の錯覚が働くためなのか意外とズレが生じます・・・
しかしこのCスティックを使用すると、その錯覚による誤差が少なくなり、
着水したルアーを瞬時に捉えることができるのです。 たったこれだけのことで・・・ ライブシューティングの精度が激上がり。 嘘のようにキャストが決まっていく感覚は、まさにいきなりレベルアップした気分です。
エレキのラダーが一般化したように、近い将来ライブシューティングを行うほとんどのアングラーがCスティックをはじめとした同様のツールを使用することになるでしょう。
それほどまでにメリットがあるアイテムです。
しかも、取り付けるデメリットが無い!
マイエレキ 私はこのCスティックをより効率よく使用するために、魚探の高さをあえて下げました。
魚探の高さを上げることが是とされる昨今、真逆の行為となりますが・・・。
これは
魚探とCスティックを同一視界内に収め、一撃でバスを射抜くため。 エレキのマウントも前方に出ていますが、これは前方に出さないとCスティックをがボートに当たってしまうのを防ぐためと視界内にCスティックを見やすくするためです。
もう少し前方に出そうかなと検討中。
ショートマウント化が進む現在、
Cスティックの登場によって、マウントを前方に出すことが一般化する可能性すらも秘めています。 魚探周りとエレキの位置関係すら変えてしまうほどの魅力があるアイテム、それがCスティックです。
Cスティックの価格は$129.99。
これをどう感じるかは人それぞれかと思うのですが、私は安いと感じました。
なぜなら、
たったこれだけでライブシューティングの精度が3割以上増すのですから。 --------------------------------
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