さて、今回は絶好調と聞いていた
榛名湖へ!
しかし前日雨天からの快晴・・・。
状況としては良さそうに思えない日に当たってしまいました。
榛名湖 水温は14℃。
状況としては、ワカサギ接岸もかなり残りつつ、水温的にバスのスポーニング直前のタイミング。
おそらく、
高活性と低活性を行ったりきたりするような感じかと思われました。
気分がスポーニングに傾いてしまうと食い気が下がり、逆に一気に食ってくることも…
そんな時期になっているかと思いました。
この時期の榛名湖、釣り方としては何と言っても
「表層系」。
そして
何もしない水面放置系のルアーが良い!
バスは瀕死のワカサギや死んだワカサギを積極的に捕食するのが大好き。
ワカサギが多いフィールドでは、当然バスもワカサギを狙うことが多くなるのですが…
バスが食べようとすればワカサギも当然逃げます。
バスが襲い掛かっても、その狩りが成功するとは限らないのです。
生態系上位の生物ほど、この一回の狩りの成功率が下がり、意外と苦労しているというのが通例。 おそらくバスも同じかと私は考えています。
そんな中、バスも
「少しでも楽して餌を食べたい」という心理があると私は考えています。
このワカサギの産卵接岸の時期は、毎日かなりの数のワカサギが死んでしまいます。
となると…
バスにとっては年に1度のお祭り状態。
なんの苦労もなく浮いているワカサギを食べることができるこの時期は、その結果特に表層への反応が良くなるのだと思っています。
ワカサギ さて、この榛名湖の表層の釣りですが…
全く難しくありません!
魚探があればさらに効率よく攻めることが可能ですが、今回は魚探を使わない方法を解説したいと思います。
っというののも数年前まで榛名湖はエレキ使用が禁止で手漕ぎボートで沖に出てアンカーを打ち、のんびり表層を楽しむのが一般的なフィールドだったからです。
まず重要な場所選びですが、これは
「ボイルしている場所」を選びましょう。
ボイルしている場所は様々で、状況によってはシャローだったり、はるか沖だったり色々。
比較的風下のほうがワカサギが流れてくる関係でボイルしやすくバスも高活性。 そして可能ならば「ボートから風下に向かってキャストする」事が重要です。 これは飛距離を出すことによってバスの警戒心を減らす意味と、そのまま放置すればボートから離れながら流れていくからです。
流せるなら、何分も放置したほうが良いです。
回遊しているバスのほうから見つけさせるイメージですので、その場からルアーが移動していなくても大丈夫。
西湖や河口湖の表層放置の釣りと酷似しており、基本的なキモは一緒。
ただ、あまりスレていないためか西湖や河口湖に比べてバイトが深くなりやすい!
離すことが少なく、ラインがダルダルな状態でもちゃんと巻き合わせしてあげれば十分です。 まぁ糸ふけは無いに越したことはないですが(笑)
スーパーリビングフィッシュの瀕死リグ 今回使用したのは…
スーパーリビングフィッシュ。 これを山岡計文氏考案の
「瀕死リグ」でキャストします。
地元榛名湖最強のアングラー、小林翼氏が昨年ココで試したところ、恐ろしく釣れたというこのリグ。
私も試してみたところ、もう本当に祭り状態でした↑
瀕死リグ1
瀕死リグ2
瀕死リグ3 出るわ出るわ!!!
結果としては平均45cm1500g、11本という爆釣!
数日前行われた大会でも上位入賞者の多くが使用していた
スーパーリビングフィッシュ3の瀕死リグ。 漂わせているとまさに本物。
たまに見間違えるレベルのリアルさです。
波に揺られた時の柔らかさが本当にリアルで、しかもエラストマー系に比べ浮力が弱いことが幸いし、フッキングも抜群です!!
刺し方のコツ 瀕死リグは差し方にちょっとコツがありまして、一度ワームに刺した後にもう一度刺すのがキモ。
こうすることで力強くフルキャストしてもズレない仕様になります。
釣り方も極めて簡単。
しかもスプラッシュバイトを楽しめる榛名湖の瀕死リグ、ぜひ体感してみてください。
★タックル★ ロッド:フェンウィックACES 610SULP+J
リール:ヴァンキッシュ2500HGS
ライン:エックスブレイド フィネスシャングリラ 0.4号+LDLフロロ1号
ルアー:スーパーリビングフィッシュ3インチ+V2ヤマメ10号 瀕死リグ --------------------------------
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