達人情報 霞ヶ浦水系 佐々木勝也 2024/05/27 カスミはエビパターンで絶好調モード突入!三島湖でも50UP!

皆さんこんにちは。

佐々木 勝也です!

今週は気温が安定して上昇したことと、潮回り的にも良く釣れやすい1週間だったと思います。

釣行はカスミが1回+3時間程度のチョイ投げ、三島湖レンタルボートに2回ほど!

まずは月曜日のカスミ。

朝一に豪雨が降り、魚のテンションがあまり上がらなかったタイミングですが、それでも本湖オンリーで4本キャッチ!

水門まわりのハクについていた魚はガストネード72Sにてキャッチ。

ゆっくりと引けて、なおかつボリュームの小さいハードプラグということで、カスミのアフター期でも相性はやはり抜群です。アグレッシブに食いあげてきてくれました。今回はベイトフィネスタックルを使っていますが、スピニングのPEタックルとの使い分けは近距離戦が多い場合はベイトフィネス、ロングディスタンスも視野に入れている場合にはスピニングのPEタックルというイメージで使い分けています。特に風が強い日なんかはスピニングのPEタックルだと扱いにくいので、そういった場合はベイトフィネスタックルが優勢となります。

お次はシュリンピードのノーマルサイズでは3本キャッチ! エビを意識している魚にはやはり滅法強いですね・・・。

使い方はすべて高速トゥイッチ&フォールでキャッチでした。

ただ、この月曜の釣行まではあまりアフターのメスが釣れるような気配もなく・・・まだメスは沖で浮いている状況であまり岸にはさしてくれていないのかな?という印象でした。しかし、これはすぐに状況が変わるだろうな、という考えがあって、それが潮回りです。

月曜日は中潮でしたが、翌日からは大潮。これが何を意味するかというと、テナガエビが産卵のため接岸するタイミングなのです。それに伴ない大潮以降は大型のアフターのメスが接岸する可能性が高いというわけなのです。理由がなければ良いサイズのアフターのメスもショアラインでは釣れませんし、何本もパターン的に釣れたりするのには明確な理由があるわけです。

それを踏まえて水曜日のカスミ。釣行が可能だったのは水曜日は日中の3時間程度でしたが、それでも本湖と本流エリアで3本キャッチし、うち2本はアフターのメスの45UPでした! やはりメスのアフターの魚が釣れ始めるのはこのタイミングでした。

シュリンピードJrをガッツリ丸呑み。

ちなみにカラーはスジエビグリーンフレークというカラーです。カスミの水が割と綺麗な時に有効なカラーで、エビ系のカラーの中でもアピール力は弱め。水が綺麗するぎるとテナガグリーンフレークなどのカラーもあっさり見切られてしまうので、そのあたりは使い分けが必要です。

釣り方としては1本はフリーフォール、2本は高速トゥイッチ&フォールにてキャッチでした。アフターの魚は高速トゥイッチをずーっと続けると追い切れないため、2〜3回もしくは3〜4回トゥイッチしたら必ずフォールを交えて、フォールで食わすというイメージで狙ってみてください。

次は三島湖レンタルボート。

三島湖は水曜日と金曜日に訪れました。

水曜日の目的はテスト。開発中のとあるハードプラグのアクションチェックのため訪れたのですが、それだけでなくライブソナーを活用して、潜航水深などより細かい部分をチェックするために訪れました。ルアーのテストの際にはライブソナーを活用するとやはり、開発が捗ります。

テストをみっちりやってから普通の釣りも!

最大サイズは川筋のインサイドでスクールしている魚をコイケ17mmでキャッチ。その他本湖のフラット絡みのブッシュでも1本追加でした。

また、岬形状になっているところではトップも良く、レゼルブJrでは30後半くらいのをキャッチ。

夕方はアウトサイドの水深のある崩落も良く、そこはTDハイパークランクで攻めてキャッチでした。

しかし・・・前の週も訪れていて、今回もなかな50UPが仕留められず・・・。

悔しいので睡眠時間を削る作戦で夜にデスクワークする時間を捻出、金曜日に無理矢理リベンジマッチを敢行してきました。川筋は流れも弱くなりそこまでデカイのが釣れそうな印象もなかったので(何本か小さいのは釣れましたが)、本湖のフラットエリア勝負!見えた魚が通るコースを読んで、シュリンピードJrをライトカバーの枝に引っ掛けて吊るしでキャッチ!!

水面で吊るした状態で頭を振らせたところ食ってきました。

文句無しのクオリティの50UP!

スクールでアグレッシブに動いている魚だったのでフラットエリア内をグルグルしているのですが、別なブッシュで見えたデカイ魚にシュリンピードJrを吊るしたところ、かなりアグレッシブに食ってきたので、これは刺さる!と思い次に見えた魚に試したら・・・この結果でした!

シュリンピードシリーズの頭のカップ形状は1つは高速トゥイッチ時に水押しを強くする役割もあるのですが、もう1つは吊るしていわゆるチョウチンをする時にチャポン!という音を誘発するためという理由があります。

三島の魚は逆に高速トゥイッチはあまり効く気配がない感じでしたが、この吊るしはかなり刺さっている印象で、やはりフィールドによりけりだな、と改めて感じました。

それでは今週はこの辺で・・・また来週お会いしましょう!

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