おはようございます、こんにちは、こんばんは。
さて今回は、いよいよ太陽がギラギラとしてきましたが、ハイシーズンを釣り抜くためにも必要かと思われる、こんな質問にお答えします!
【質問】 ハイプレッシャーって、金森さんはどこまで影響していると思いますか? たくさん人がいる場所、人が撃った場所でも釣れる時は釣れますし・・・、最近プレッシャーを考えすぎるのも良くないような気がしていて・・・。 ハイプレッシャーは交通渋滞です。わき道、抜け道を探しましょう(笑)。 まずはハイプレッシャーが魚に影響をするかしないか、これに関しては
100%、120%影響します。 当然ハイプレッシャーは質問にもあったように人にも影響します。
というのも、もし僕が理数系で超頭が良ければ数字で出せると思うんですよ(笑)。
どのくらい影響するのかを。
でもね~、いかんせん勉強はアレなので(笑)。
ただ、釣りをしていて感じるのは、なんらかの確率というか法則というか方程式というかはあるなと。
一番の理想(?)は、ハイプレッシャーでも釣り人にとって辛くない状況、状態。
それは、
魚影が濃くてハイプレッシャーな状態になります。
そうなると、ハイプレッシャーであってもどうでもいい。 更に言えば、
その場所、スポットが季節を象徴している場所かどうか。 いわゆる旬であって、魚の密度が濃い。 であれば、どんなにハイプレッシャーでも魚は必ずフィーディングに出ます。 時合いが存在して、その時合いが起こる確率も魚影が濃い分上がっていきます。
だから釣れる確率も高くなる。
いまのオカッパリで最もその状態に近いのが岐阜県の五三川です。
おそらく水域面積に対しての釣り人の密度は日本一でしょう。
でも魚影も濃い。
だから、
時合いが起こる確率も高いし、モノにできるし、ハイプレッシャーと言われていようが釣れる。 むしろ釣れる釣れないのアプローチに対しても素直だから、釣れる人は釣れるし、釣れない人は釣れない。 釣れる釣り人にとってはより良い状況ということになります。
釣り人が多くても釣れる場所、いわゆる超メジャースポットというのは、おおよそこういった状況がキープされているということです。 その逆で、
魚影が薄くて釣り人が多い状況も、考えようによっては悪くありません。 バスより釣り人の方が多いって状況ですよね。
そうなると、
少ない時合いを単純に当てていく組み立てになります。
割り切ってラン&ガンとかファーストムービングのような当てていく釣りに特化していけば、少ないながらも釣れる確率は上がります。
一番ダメなのが、季節の旬を過ぎているけど魚が中途半端に残っている場所、旬を先取りしすぎて中途半端に魚が入っている場所、それに加えて中途半端に広くて深い場所。 こういった中途半端な状況でかつハイプレッシャーなケースが一番釣りにくいです。
個人的にはプレッシャーを気にするかどうかは以上の、
①魚影が濃い、②魚影が薄い、③中途半端の3パターン。 ①は釣りやすく、②も割り切れば釣りやすいが、③は釣りにくい。 これを数値化できないのは至極残念ですが、いいセンはいっているのではないかと個人的には思っています。
ちなみに、①であれば粘るべき。
粘リストにはぴったりの状況ということです。 ただし、時合いであっても今の時代はリグやアプローチをバスの状態にマッチさせなければ釣れにくくはなっているので、しっかりと合わせていくべきだと思います。 逆に考えれば、それをきっちり合わせることができれば、出し抜いて自分だけが釣れる状態に持ち込むことも可能です。
ヒントとしては、ハイプレッシャーであればあるほど、よくあるアプローチは釣れる確率が低くなる。
釣り人が多ければ当然そうなりますよね。
でも奇をてらえばいいというもんでもない。
その季節、旬に合っていてなおかつ人がやっていない釣り方を探し出す。
ハイプレッシャーを打破できるのは戦略とテクニックです。 ひいてはバス釣りというのは
『ハイプレッシャー化→戦略とテクニックで打破→流行してスレる→ハイプレッシャー化→別の戦略とテクニックで打破→流行してスレる』というループの繰り返しになりますが、それを理解できているかどうか。
闇雲に嫌がったり恐れたりする必要はなく、むしろ釣れる釣り人になれるチャンスでもある。
そう考えると、ハイプレッシャーも悪くないのかもしれません。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!
また来週!
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