おはようございます、こんにちは、こんばんは。
もう梅雨を通り越して夏!?と思っちゃうような気候ですが、今回はそれとは無関係でごめんなさい(?)というラインに関する質問にお答えしまっす!
【質問】 金森さんの影響でアブソルートAAAを使ってみようかと思います。他のラインと違うところ、使う注意点などはありますか?
こだわり出せばキリがないライン。でも違いが分かりにくいのもライン。ただ、日本のラインはすごいのも事実です。 ご存じの方も多いかと思いますが、カナモリタカシは、2024年からラインはバリバスさんにお世話になっています。
2022年をもってクレハさんとの契約を終え、それ以来、様々なメーカーのラインを改めて使ってきました。
そもそも以前から気になったラインはちょこちょこと個人的に買って使ってはいたんですが、質問にあった
『アブソルートAAA』は、その当時からすごいなと思っていました。
もちろん、クレハさんのラインもすごいです。
これはお世話になっていたからとかではなく、本当に甲乙つけがたい存在ではありましたが、AAAもかなり良いなと。
それで、PEで
『アバニ ソルトウォーターフィネスPE』というバリバスさんのラインがあるんですが、それを使ってみてもう膝から崩れ落ちました(笑)。
徐々にではなく、ボクサーがアゴに一発入ってグニャ!って感じです(笑)。
それで方々に迷惑を掛けたくないので、色々と整理をして期間を置き、今年からバリバスさんにお世話になったという流れです。
まぁそれはそうとして、フロロではアブソルートAAAなんですが、これから書くことはオフィシャルの見解ではなく、あくまでいち釣り人としてのカナモリタカシの感想、コメントです。
正直、強いフロロとか良いフロロって当たり前なんですよね。 投げて巻くだけであれば、ホントにどのメーカーのフロロでも良い。 ネガティブにどうでもいいじゃなくて、
ポジティブにどこでも優れています。 でもその中で
アブソルートAAAがひとつ頭抜けてるなと思ったのがコーティングです。 おそらく現状日本で買えるフロロラインの中ではイチバン。
ではコーティングが良くてなんなの?というと、単純に
『持ち』が良くなります。 特にラインを使う上で劣悪な環境になるのが夏と冬の寒暖差なんですが、冬はまだ水がクリアな分まし。
夏は水が汚れていて不純物がラインの表面にまとわりついてしまいます。 この表面からのダメージでラインがダメになることが多いんですが、コーティングが優れているということは、この表面からの劣化を防ぐことができる。 もちろん汚れだけではなく根ズレにも強いです。
ただし、物というのは一面が良くなると等価交換、
多少の代償が生まれます。 正直に言うとアブソルートAAA、
硬いです。
本来のフロロの芯の上にコーティングがしっかりされているので硬い。
ただここで注意したいのは、しっかりコーティングされてはいますが、太くはないということ。
ちょっと分かりにくいですが、メーカーによっては強いラインだと、径が太くなっているラインはあります。
例えば4ポンド表記でも、太さは他のメーカーの5ポンドくらいあるとか。
だから単純に強いんですが、
アブソルートAAAに関しては、太さは強度相応です。 でも硬い。 人によっては使いにくいということもあって、正直に言うと、
玄人向けのラインかなと。
あとこれも正直に言いますが、
16ポンドを超えるとどのメーカーのラインでも同じです。 あくまで個人の感想ですが。
そうなった結果、
カナモリタカシがアブソルートAAAをおすすめするのは、ライトライン。 普段からスピニングのフィネス、3ポンド4ポンドラインを使い慣れてない人が使うのって不安だと思います。
ホントに耐えられるの?と。
だったら使ってくださいというのが、アブソルートAAAです。
全体的に玄人向けではありますが、ライトラインは安心して使えます。
あとは、
ベイトフィネスで8ポンド、ベイトでM、MHクラスに合わせていつもより細くする場合。 16ポンド以上であれば無理に使うことはありませんよと。
いつもの釣りでいつもよりもラインを細くしたい場合、あるいは単純に細いラインを使って釣りをしたい場合であればすごく安心感がありますよというのが、僕の中でのアブソルートAAAですね。 と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!
また来週!
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